情熱の国、スペインに思いを馳せて。太陽に愛された国とそこに暮らす人々。

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5年前、私の卒業旅行先はスペイン、マドリード。


6月ヨーロッパの旅行でスペインのバルセロナに訪れた。5年ぶりだった。

5年前、大学4年の時。
私は卒業旅行先に選んだのはスペインだった。

私のスペインとの出会いは「明日のナージャ」だった。

大学の4年次に私はスペイン語に今日もがあったのでスペイン語の基礎講座を受講した。

きっかけは、中学の頃に観ていた「明日のナージャ」のスペイン編が好きすぎていつか私もグラナダのアルハンブラ宮殿を訪れたいとふわふわ考えていたからである。
明日のナージャはニチアサと呼ばれる日曜日の朝の時間帯のアニメ枠で2003~2004年に放送されていた作品です。
孤児院で暮らすナージャがひょんなことからダンデライオン一座に入って世界中を回りお母さんを探すお話(ざっくり)

1年学んだスペイン語。新しい言語を学ぶのが楽しかった。

スペイン語の発音から少しずつ学び始め、日本語とも英語とも違うラテン語を語源としたスペイン語の美しい響きが好きになった。
授業を担当してくれていた教員の方がとても優しく、語学だけでなくスペインの文化も教えてくれる方で毎週その授業を楽しみにしていたのだった。

新しい言語やスペインという国の文化を学ぶことがとても楽しかった。
動機なんて不純でも良いんだ。
知らないことを学ぶことは楽しい。
人は学びたいものを学びたいときに学ぶべきだと感じた。

授業を受けて数か月経った夏の頃、先生が「短期のスペイン留学」を勧めてくれた。
学生割引を使って通常よりも少しお得にスペインに滞在して語学学校に通うことができる。
卒業旅行と絡めてちょっと語学学校に行けたら楽しそうだな、となんとなく思っていた。

秋口になり、卒業を控えていた頃、どこの教場でも学生たちは口々に「卒業旅行、どこにする?」という話題で持ち切りであった。

大学4年にもなると仲の良い友人と卒業旅行に行くのがなんとなく流れだったのであるが

私はどうしてもスペインに行きくてドイツに行きたいと言う友人と意見が分かれてしまった。
譲れなくて申し訳ないとは思ったけど、お互い自分の行きたいところに行くべきだと思った。

私が卒業旅行の相手に選んだのは、大好きな母だ。

スペイン語を教えてくれていた先生のツテを使って、エージェントの方に依頼して
マドリードにあるエウレカという語学学校に通うことになった。

滞在期間は3週間。
2週間ほどマドリードに滞在して語学学校に通い、マドリードを観光する。
残りの一週間はどこかホテルをとりながらバルセロナ、セビージャ、グラナダを観光する予定だった。
しかし校長先生のご厚意で格安の値段で3週間ピソを使っていいことになった。
スーツケースをピソに置いて、荷物が軽い状態で観光ができた。とてもよかった。


エウレカはマドリードのオペラという駅の近くにある。
オペラ駅からソル駅までの大通りに面していて、とても便利の良いところだった。
私たちが滞在したのはエウレカの持つピソ(アパート)で
ベッドが二つ、窓からは美しい大通りが見える。
ヨーロッパの建物は、アンティーク的で、その古さがとても美しかった。
地震が頻繁に起きる日本とは違い、建物の倒壊の恐れがないため、古い建物が今に至るまで残っているのだろう。

木製の扉は2メートル以上もあり、「こんな大きな扉、私に開けられるのかな?」と不安に思ったが
実は小さな扉がついていて人はそこから入るものらしい。見せかけかい。

優しいエウレカの人々。

2週間受けたスペイン語のレッスンは、なかなか面白い体験だった。
私は基礎クラス、母はスペイン語がまるっきし初めてなのでマンツーマンレッスン。
スペイン語が母語の先生から教わる授業は、とても新鮮だった。
もちろん分からないことはたくさんあったけど、まずはここで観光ができるレベルのスペイン語はマスターしたいと思いながらレッスンを受けていた。

エウレカの校長先生をはじめ学校の先生たちは皆とても優しかった。
校長先生は、私たちの観光がうまくいくようにレンフェというヨーロッパの特急新幹線の乗り方を教えてくれたりと本当に親切にしてくれた。

宿題が終わったら、ワインと生ハムとチーズでパーティー!

私たちはその日の授業が終わると
いったんスーパーに買い物に行き、2ユーロほどの安いワインと生ハム、チーズとレバーパテを購入。
エウレカの上の階のピソの部屋に戻り毎日出される宿題をやります。
宿題が終わったら、ご褒美のワインパーティーです。

朝は少し速めに起きて近くのマックカフェでカフェラテを頼んで、
授業の予習を行います。
いつもカフェラテを作ってくれるマックカフェのお兄さんは
「どう?スペイン語上手くなった?」なんて言いながら私のスペイン語の練習相手になってくれました。
オペラで暮らす日々はとても充実していました。

2週間の語学学校を終えて観光にくりだした私たち親子は、
旅の途中で出会うスペインの人々のフレンドリーさや親切さにとても心が打たれました。
カフェで出会ったお兄さん、道を聞いたら丁寧に説明してくれたおじさん。
スペインで暮らす人々は、人を気遣う心の余裕を持って気持ちの良い人が多い。

みんな早い時間からバルで団らんしてるんだね

みんな仕事が終わる頃になるとバルに出かけて、友人や家族と夕食をとりながら談笑している光景がよく目に付く。
にぎやかで、とても良い時間がスペインには流れている。
日本だったら、この時間は子どもたちは塾に行き、世の中のお父さんは残業でオフィスに缶詰めになっている。
家族団らんの時間なんて、どこにあるんだろってなくらいだ。

セビージャ、バルセロナ、グラナダを観光

私たちが初めてスペインを訪れたとき、母はまだ大腸ガンを患う前だった。
お酒が強い母は、ガンを患う前は、泡盛に、焼酎にといろんなお酒をたしなんでいた。
セビージャを訪れたのは母の要望だった。
セビージャは田舎街で、あまり観光客はいなかった。
地図を頼りに色々迷ったり人に道を尋ねながらシェリー酒工場に到着。
難しいスペイン語を聞きながら案内してもらって、試飲のシェリー酒をがぶ飲みしたのも懐かしい。

バルセロナでは、バルセロネータでイカスミパスタを食べたり、
バルを巡ってタパスとカーニャを堪能。

私が行きたかったグラナダは、イスラムの空気が随所にみられるところだった。
同じスペインでも、地域によって雰囲気が全然違う。とても魅力的な国です。
お目当てのアルハンブラ宮殿にも行けてとても良い思い出になりました。
私たちが行ったのは冬の時期だったか5ら、夏にまたアルハンブラ宮殿に行きたいな。

5年ぶりのスペイン、バルセロナを拠点に観光

ロイヤルカリビアン社のフリーダム・オブ・ザ・シーズのクルーズ旅行の出港はバルセロナ。

5年前はそんなに観光ができなかったから、今回の旅行でバルセロナに滞在することができてとても良かった。
街の都市部のホテルに滞在していたので、観光地を効率よく回れたと思う。

スペインは太陽が出ている時間が長い。

朝日が出るのは6時、日が暮れるのは20時。太陽が出てる時間が長い分、人々の活動する時間も長い。

スペインは陽が沈むのが遅い。
20時になってやっと日が暮れてくる。

太陽が出ている時間が長いのでまだ日が燦々と降り注いでますが17時くらいには仕事が終わった人はオフィスから出て、バルで家族や友人と食事をしている光景を目にします。
余暇を大事に人を過ごしている人が多いんだな、と思いました。

私たちが滞在していたホテルの、路地裏に入ると少し古めの住宅街があるのですが
そこの広場にも簡素なテラスが用意されていて、あまり裕福ではない層ではない人もみんなの団らんの時間を楽しんでいる様子でした。

なんか、良いよね。日本じゃあんまり見ない光景。
貧しい家庭は、朝も昼も夜もみんな忙しくあくせく働いて、帰ってきたらご飯食べてお風呂入って寝るだけの日々を送る人も多いよ。
家族や友達と過ごす時間もお金の余裕もなかったりして。

失業率は日本より高いのに、この国の人は優しいしよく笑う

スペインは失業率50%、日本は3%(人口減少もあるので数値としては低く見えますが若年層失業率は4.1%で主要国最低)
スペインよりもはるかに日本の方が失業率は低いのに、日本人って幸せそうじゃないんだろうな。不思議。

スペインはみんな笑顔で過ごしてて、周りに思いやりを持って接して、別に特別裕福じゃなくても楽しく過ごしてるのよ。
日本に帰ってみたら、毎日都内を走る電車は人身事故。
今日も誰かが、飛び込んでる。
もう耐えられない!って極限まで苦しんじゃうんだもんな。
もっと気楽に、生きていけたらいいのにな。

フルーツや野菜も、おなかいっぱい美味しいもの食べて、
家族や友達、大切な人達とたくさん話す。
そしていっぱい寝る。
そんな素敵な過ごし方が、当たり前にできると良いのに。

せめて私は、日本でもそんな過ごし方を実現したいと思う。
母や兄、友人との時間を大事にして、笑って過ごしたい。

改めてスペインは素敵な国だと感じた。

今回母と楽しい休暇を過ごした私は
さらにスペインという国が好きになったのと同時に、
「日本じゃなくても生きていける自分」になりたいと強く思った。
たくさん生きていける選択肢を作ろうと思ったのでした。

またねスペイン。太陽に愛された国とそこに暮らす人々。

 

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