
私は1990年、平成2年に生まれた。今年で28才になる。
そういえば、ハタチの頃に初めて付き合った彼は今の私と同い年だった。
当時はこんなに歳上の大人の彼と付き合ってしまった!なんて思っていたけれど
今思うと、28歳なんてまだまだ未熟で、大人なんかじゃないなと思う。
その彼はとうの昔に別れたのだけど、我が家の不動産仲介会社なのでたまーに会う関係だ。
網戸壊れたんで直してくれい
とかお願い事をする時に世間話をする。
別れても我々は良い友人関係だと思う。
そんな私がオーストラリアに来る前に年齢の話をした。
あなたが28の時に私たちは付き合っていたけど、今私が28になって思うのは大して大人なんかじゃないんだなって。私は自分のことでまだまだ精一杯だよ。
あなたもそんな中、私の面倒見てくれてありがとうね。
おやおや、俺のすごさに気付いちゃった?
こんなやり取りをしたのだ。
そういえば、28才が落ち着くべき大人だと誰が決めたのだろうか。
日本の中を強く取り巻く年齢のしがらみはなぜ存在するのだろうか。
20代半ばをすぎたら、所帯を持って腰を据えて行かなければならない。
結婚相手を探さなくちゃならない。
漠然と、このプレッシャーが押し寄せて来るのは何故なのだろう。
同性の友達が言った「あたしなんてもうババアだから」
同性の友人が「わたしなんてもうババアだから〜」なんて言うのも残念に感じる。
私も昔同じセリフを口走ったことがあったのですが、言ってからなんか自分がみすぼらしく、自信が急激になくなってしまうような気がしてやめた。
自分のことを卑下してしまうと、成長が終わってしまうような気がしたのだ。
自分を年寄りのカテゴリにねじ込んでしまうことで、いろんなことへの挑戦を諦める理由にできてしまうのだ。
そう、実に簡単に自分で自分に烙印を押して、努力すること、成長することをやめてしまう。
自分で自分をダメなやつ認定してしまうと、やる気ってガクンと減ってしまうと思う。
自分が自分の最大の味方でいなくてどうするんだよ。
自分のことを卑下したら本当にもったいないと思う。
台湾人のシェアハウスにインスペクション(見学)をした時に28才?若いね!と言われた。
今私はオーストラリアにワーキングホリデーに来ている。
シェアハウスを決めるために台湾人の方のシェアハウスにインスペクション(見学)に行った。
その時に部屋を案内してくれたシェアハウスのリーダーの男の子だった。
君はいくつなの?
28才だよ。あなたは?
若いね!僕は32才だよ。
今何してるの?
こっちの大学に通っているんだ。
私は自分が28才というのを「若いね」と言われたのが衝撃的だった。
25才くらいが女性の最盛期とも言われるもので、日本じゃアラサーというそろそろおばさんのくくりに入るこの年齢を台湾人の彼はまだまだやりたいことがたくさんできるね。と言ってくれた。
これが、私の中で年齢とはだたの数字にすぎず、年齢を気にせず今自分がやりたいことに大いにチャレンジすれば良いと考えるきっかけになった。
国によって、年齢の価値観が全然違うのだとも思った。
今の自分に正直になろう。それが自分の幸せにつながるのだから
世間一般に言われる
女は早いうちに結婚をしなくちゃ。
旦那さんが稼いでくれて専業主婦になるのが勝ち組。
人生の勝ち組。
何をもって勝ちとするのか。
お金をたくさん持っていることが勝ちなのだろうか。
(私自身は男の人におんぶに抱っこになること、経済的に依存することは、女性の人生の綱渡りだと思う。)
私は思いきり自分の人生を楽しんだ方が、後悔が少なくて良いと思う。
何をしている時が幸せなのか、どんな状態の自分が好きなのか。
そういったことを突き詰めて考えて、実現させていったとき今この一瞬一瞬を満たしていけるのだと思う。
例えばそれは新しいことを学ぶことかもしれない。
グラフィックデザイン
プログラミング
ダンス
楽器
いつかやりたいなじゃなくて
今日やってみよう。
一つ一つやりたいことを叶えていくと新しい自分に出会えるんだ。
別に、途中でやめたって良い。また違う興味があることにエネルギーを注げば良いだけの話。
年齢は重ねていくもの。
私たちは、できることを増やしてより強くなっている。
どんどんできることを増やして、自分を必要としてくれる場所を探していけば良いと思う。
年をとって老けていく、と言うよりは年を重ねて深みを増してより豊かな心の持ち主になっていくのだと思うことにしている。
自分のやりたいことに思いきりチャレンジして、追求していけば自分が進みたい道だって見えてくる。
そう考えると、年齢って本当にただの数字であって。
今何歳であろうが常にワクワクしている自分でありたい。
自分の幸せの軸を見つけて、それに向かって行動していたい。
その瞬間瞬間を満足しながら生きていきたい。
年齢なんて関係ない。
それに今の自分が今後の人生のうちで一番若いんだから。
今動き出さないと始まらないですよね。
今日、今ここから始めれば良いんだ。
それではまた次の記事で会いましょう。