
ニュース死亡小4女児の「父からいじめ」の訴え 市教委が父親に渡す NHK NEWS 2019年1月31日
千葉県の10歳の女の子が父親からの虐待を受けていた。
学校で行われた教育委員会のアンケートに父からの虐待を書いたものを
教育委員会の人間がコピーをとって虐待加害者である父親に送ったという
女の子はその後、先月自宅の浴室で死亡した。
父親が傷害の容疑で逮捕された。
教育委員会がその子が書いたアンケートを父親に送ったことはかなり問題だと思う。
虐待加害者が、娘が他人に密告したことを知って
考えを改めて虐待をやめると思うだろうか?
お前学校にチクったな?どうなるか分かってんだろうな?
ってなるでしょ。
生き延びた被虐児同士でカコバナをすると「助けなんか求めたら絶対殺されるじゃないですか」「それな」って話題が割とフランクに出るんだけど被虐体験のない人は「そんなまさか」って笑って返す事が多いんよね。今回被虐児の胸に広がったのは衝撃ではなく「やっぱりな」という静かな絶望だと思う。RT
— えいくら葛真@青春マイノリティ金曜更新! (@ikurakoikura) 2019年1月31日
私は完全に教育委員会の行為は虐待を悪化させたと思います。
本当にその子を守る気があったのだろうか?
お宅の娘さんがあなたのしつけが厳しいって言ってますよ、ほどほどにしてくださいね。
あとはお宅で解決してくださいね。
と言わんばかりである。
中途半端な関与が、その子をさらに苦しめたのではないだろうか。
本当にその子の安全を確保しようと思ったら、もっとできたことがあったのではないか。
救える命だったのではないだろうか。
親が絶対に子どもを守る存在であることは、ない。
子どもを自分の所有物と思って殴ったり蹴ったり傷つける親はいる。
どこまでの範囲がしつけで、虐待なのか。
その線引きの難しさが、児童相談所や学校が子どもを救うチャンスを逃してこの事件が起きた。
少なくとも、女の子がアンケートは父親に渡すべきではなかったと思うし
もっと早い段階で女の子を救うことができたのではないだろうか。
親の権利が強すぎるね。
親が必ず愛を持って子どもを大切に育てるなんてことはないよ。
たとえ血が繋がっていても。
だからこそ、子どもの命を守ってあげる役目は
国が負わないといけないんだよ。
救えなかった命はもう戻ってこない。
公的な機関が、きちんと虐待のある家庭に介入して
子どもを保護して守る力を持たせてほしい
周りの大人たちがその子を救えなかった。
とても悲しい事件だ。