私が出会って、心を強く豊かにしてくれた本たちです。
「気になった本は買う」というのをゆったりポリシーとして掲げています。
この記事の目次
心の整え方
ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方
「フランス人は〜」「ニューヨーカーの〜」系にはほとほと飽きたので半ば半信半疑で読んだ本。
基本的には頑張りすぎる女性に対してエフォートレス(effortless)な気持ちにどうやって整えていくのかを書いた本です。
トピックにほんの少しニューヨークで生活する著者が感じるニューヨークで暮らす人々の良さを教えてくれるのも良いですね。
マルチポテンシャライト(色々なことに興味関心がある人、才能がある人)について書かれていたのも良かった。
自分が本当にやりたいこと、どんな自分でいたいのかを考える際におすすめしたい本です。
女性にかけられた呪いに気づく
女の子は本当にピンクが好きなのか
どうして女は男のように自信を持てないのか
どうして女性は自信が持てないのか。それは、生まれ持ったものではない。
ビジネス・ゲーム
ビジネス社会は、そもそも女向けにつくられてはいなかったのだ。
そのゲームの仕組みに、もっと早く気づきたかった。
わたしたちは、守り方・戦い方を知る必要がある
悲しいかな、幼い頃から、周囲からの「あなたにこうあってほしい」という期待をこめられた呪いの言葉を浴びながら生きています。
発せられる言葉にはたくさんの偏見、ステレオタイプの思い込みが含まれています。
何か矛盾を感じるのに、その言葉に疑問を持つこと、反論することが許されないような空気があります。
そういう言葉を浴びながら育ったわたしたちが、どうやってその呪いを解き、誰かの期待に沿わず自分で決めて人生を歩むか。
自分の人生を生き直すためにどうしたら良いのか。
自分の心と体を守る盾、そしてやられるだけじゃなく相手と闘うための剣が必要である。
そんな防御の盾と攻撃の剣になる本はこちらです。
あなたを閉じ込める「ずるい言葉」
どうやって戦ったらいいのかな。東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ
わたしたちにはことばが必要だ
日本で、女として生まれてしまった私たち。諸先輩方から女の生き方を学ぶ。
女に生まれてモヤってる! ジェーン・スー、中野信子
これでもいいのだ ジェーン・スー
女性が自分のキャリアや人生を考える時に
女性に伝えたい 未来が変わる働き方 新しい生き方のヒントが見つかる、二極化時代の新提言
私は私のままで生きることにした
自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション
日本の社会・政治について疑問を抱いたら。
「なんか日本の政治って腐敗してない?」「問題があやふやな気がする」
「どうして政治家は汚職をするんだろう」
「マスメディアってどうして低俗な番組しか放送しないんだろう」
「どうして働いても働いても生活が良くならないんだろう」
そんなことを感じるようになったら、社会の仕組みを知るべき時なのだと思います。
これらの本は厳しい現実が書かれていますが、事実を知った上でどう生きるかを考える術を与えてくれます。
ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへー15歳から始める生き残るための社会学ー
続・ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ―16歳から始める思考者になるための社会学―
新作も出てます。
この社会を違った角度から俯瞰する地球儀として読んでみてください。
政治的に無価値なキミたちへ──早稲田大学政治入門講義コンテンツ
個人投資家で早稲田大学で政治経済を教えている大田比路さんの本です。
日本社会・日本の労働社会の仕組みが分かる本です。
大田さん、ポッドキャストも始めたので興味のある方はぜひ。
Hiro Ohta Podcast
人新世の「資本論」
世界が資本主義を加速すればするほど、誰かを苦しめている。
先進国の豊かな生活を維持・発展するために犠牲になっているのは誰か、何か。
わたしたちは豊かさを手放す覚悟を持てるだろうか。
お金の勉強。苦手意識・敬遠が落とし穴への入り口である。
学校では習わないお金のこと。
今まで分からないままにして避けていたんですがお金と向き合うと未来がそこまで怖くなくなりました。
税金のことやお金の増やし方、どんなことにシビアになれば良いのか…
お金と向き合うともっと人生の計画が立てやすくなると思います。
金持ち父さん貧乏父さん
節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本
ゼニの人間学
青木雄二さんはサラ金業者視点で見たお金とお金をめぐる人間社会を描いた『ナニワ金融道』という作品を描いた漫画家さんです。『カバチタレ!』も有名ですね。
20代は水商売のボーイとして働き、その後デザイン事務所の経営をして40代で漫画『ナニワ金融道』がヒット。
ご自身もそれまでの経験で見てきた世界や会社を切り盛りしていた実体験でゼニ(お金)に関する切実な思いを作品に込めていたのでしょうね。
この『ゼニの人間学』はご自身の経験と、「お金やお金にまつわることの裏側をよく見るんや!」というメッセージを感じました。
いろいろなマネーリテラシーを高めるための本はありますが、青木さんの本から感じる「ゼニの哲学」はガツンときますね。
青木さん、マルクス資本論を支持していて日本の政治についても日本共産党以外の政党はお金に群がるヒルだ!って批判してて
これだけ社会の闇や裏側のお金のエグい話を描いているのに意外でした。
世の中のお金をめぐるいろんな世界をたくさん見てきたからこそ
悪どいことをきちんと暴かないといけない、という熱い正義の心をお持ちの方だったんですね。
その暴く方法が青木先生にとっては漫画であったと。とてもかっこいいと思いました。
日本社会を賢く生き抜くために。
FP(ファイナンシャルプランナー)の本と届け出でもらえる給付金についての本を暇な時にパラパラと眺めています。
いつか困った時に「あ!そういえば使える制度があった」とピンとくるかどうかが結構大事だと思っています。
ゼロからスタート!岩田美貴のFP3級1冊目の教科書
知らないと損をする 国からもらえるお金の本 /井戸 美枝
私はコロナ禍に突入してすぐの頃に親知らずが悪化して1ヶ月間病院に1日2回通院して点滴を打ってた時期があるのですが、そのときにこの本を電子書籍で購入してずっと読んでました。
この制度使えないかな〜、こういうトラブルが起きたらこの制度使えばいいのか〜と思いながら読んでましたね。
定期的に読んで使える制度がないか探してみるのもいいと思います。
自分が歩むべき道について
「どんな自分でいたいのか」と自問したときに誠実さや思いやりを忘れてしまわないでいたい、と思うようになりました。
自分の行動の指針について、「論語」が自分の求めるものに近いような気がしていて、時間があるときにパラパラと読んでいます。
そのときそのときで自分に響く言葉が違い、いつも発見があります。
恋愛編 愛し方を学ぶ
これまで私は恋愛というのは自分と相性の良い人を探してその合う合わないで別れを選択するのは当たり前だと思っていた。
しかし、フロムの『愛するということ』を読んで愛することは技術であり、学び磨いていく必要があるのだと知った。
ただ相手を自分と合うか合わないかだけでジャッジするのではなく、
自分が相手に愛を注ぐこと、愛するとは自分の命を相手に分け与えることなのだと知ったとき、とても大事なものを渡したり受けとったりしているのだなと思った。
だからこそ、真心を持って接したいし、見返りまでとは言わないが相手からも同じ熱量のものが返ってくると嬉しい。
本の世界にダイブ!アマゾンキンドルアンリミテッドの読み放題で乱読を楽しむ
お手持ちのKindle端末やスマートフォンで電子書籍が読み放題!
ジャンルもいろいろ。クラウド上の図書館のような感じです。
大事に一冊一冊読むのも楽しいですが
興味のある分野を好き放題つまみ読みできる自由さが魅力です。
時間があったら読みたい本
- サンダカン八番娼館 – 山崎 朋子
- マサリクとチェコの精神―アイデンティティと自律性を求めて
- ケアとまちづくり、ときどきアート
- セルフ・コンパッションのやさしい実践ワークブック
- セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる
- 情報武装する政治
- 舌を抜かれる女たち
- ポジティブ心理学の挑戦 “幸福"から“持続的幸福"へ
- なぜ女は男のように自信をもてないのか
- 私たちは中国で何をしたか―元日本人戦犯の記録
- 屋上で会いましょう
- 彼女の名前は
- わたしに無害なひと
- 足をどかしてくれませんか
- ワイルドサイドをほっつき歩け
- ふくしま原発作業員日誌
- アウシュビッツの歯科医
- アウシュビッツのタトゥー係
- アルケミスト
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