このページにはアフィリエイトリンクが含まれます。
リンクを経由してご購入いただけると、サイト運営の大きな支えになります。いつもありがとうございます。

アマゾンプライムビデオで配信中の『ホラー漫画劇場』。

今、第3回まで観ましたが、どの回も想像以上に面白い。

紹介される作品はどれも有名作家のものですが、実は私は今回が初読。
だからこそ、新鮮な驚きがありました。

この番組の良さは、単なる作品紹介ではなく、
漫画家ご本人が制作背景や当時のことを語ってくれるところ。

ホラーというジャンルの奥行きに触れられる、貴重な番組だと思います。


この記事の目次

日野秀志『蔵六の奇病』

ホラー漫画劇場ではありませんが蔵六の奇病のストーリーや雰囲気を知ることができる動画です

こちらもまた違った語り部・演出で面白いですね。

日野秀志
蔵六の奇病

母と子、村という社会、集団からの孤立。
そして、異物の除去。

想像の世界でありながら、日本昔話や伝説のような空気感がある作品でした。

芸術への執着や変化への恐れ。
人間の心理が絡み合いながら物語が進んでいく。

ぞくっとするのに、どこか哀しい。

怖いのに、胸が締めつけられるような感覚が残る作品でした。


児嶋都『包帯少女』

児嶋都
包帯少女

怖さとミステリー、そして違和感が混ざり合う作品。

恐怖シーンなのに、「そこまでするか!」と思わずクスッとしてしまう瞬間がある。
やりすぎ感が逆にクセになる。

展開にはどこか『魍魎の匣』のような不穏さも感じました。

笑いと恐怖のバランスが絶妙で、独特の味わいがあります。


伊藤潤二『長い夢』

伊藤潤二
長い夢

SFのような設定ながら、人間の心理に深く踏み込む物語。

私は、夢の恐怖そのものよりも、
患者を担当する医師の心理に強く惹かれました。

「死にゆく魂を冒涜するというのか」という台詞が印象的。

珍しい病と向き合う医師の好奇心と、
目の前の患者を苦しみから解放したいという思い。

その境界線の曖昧さが、じわじわと怖い。

尊厳死や職業倫理にも触れていて、
読む側に問いを投げかける作品だと感じました。


番組としての完成度

聞き手は 山咲トオル さんと笹木香利さん。

山咲トオルさんは自身もホラー漫画家で、
楳図かずお さんからの影響についても番組内で語られていました。

若い頃からホラーのエッセンスを浴びてきた方だからこそ、
質問やコメントが表面的ではありません。

作者の意図、背景、時代、影響を受けた先人の話まで自然に引き出してくれる。

その上品で謙虚な語り口も相まって、
とても深い番組になっています。

ホラーが単なる“怖い話”ではなく、
文化であり、歴史であり、作家の人生そのものだと感じさせてくれる。

そんな番組でした。


まとめ

怖い。
でも面白い。
そして、少し哀しい。

ホラーが好きな人はもちろん、
普段あまり読まない人にもおすすめしたい番組です。

第4回以降も楽しみ。

アマゾンプライムビデオで配信中の
▶︎ ホラー漫画劇場をAmazonで見る

ポッドキャストで日々のサバイバル記録「ヒビサバ!」配信中です!

ポッドキャスト 「ワープア女のサバイバル記録、ヒビサバ!」

ポッドキャストで20分程度の音声配信をしています。
SpotifyスポティファイAnchorアンカーGoogle Podcastグーグルポッドキャストにて配信中です。

Xでフォローしよう

おすすめの記事