頑張りすぎない。力が抜けて良い感じのエフォートレスな生き方。

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なたりー
ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方」を読みました。頑張りすぎる現代の女性に読んで欲しい本です。
ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝くエフォートレスな生き方/関口 梓

すでに頑張りすぎているわたしたち


現代の女性はみな頑張りすぎていると思う。

いつも頑張っているのに、でもそれでも足りないと思っている。
努力し頑張ることが当たり前の社会で、疲弊しているんじゃないだろうか。

競争社会に投じられて、「もっと輝かなければ!」とみんな躍起になる。
女子力向上とか、バリキャリのように職場で男性に負けないくらい仕事で成果を上げるために血眼ちまなこになったり。

でもふと足を止めた時に不意に訪れる「本当は何がしたいのか分からない」と迷子のような気持ちになってしまう。

それはおそらくこの社会の同調圧力と、「こう生きていけばとりあえず幸せ」という世間や広告会社が生み出したスタンダードに振り回されていること。
そして自分を理解しきれていないことが理由なのではないか。

私自身も常に何かを手に入れなければ、うまくやらなくてはと生き急いでいたように思う。
なんなら今でも若干そのがあるとも思う。

学校では、誰かと比べられて成績に順位がついていたし
職場でも、仕事ができないと「ああ、自分って何も向いてないんだ」と劣等感に襲われることも多かった
SNSを見ればインターネット成金たちが情報商材を売りつけたり自分のブランド力を高めるために自分の収入や地位を見せつけてくる

ありのままでは誰にも愛してもらえないのだから、努力して変わりなさい!
と社会から突きつけられているような感覚。

ありのままでもあなたは十分素晴らしいと言ってもらいたかったなと思うもんね。

年を重ねて、そして私のやりたいことってなんだろう?と追求し行動を始めた私はやっと自分の人生を歩み始めることができたように思う。

それで気づいたけど自分のとっての幸せが何かをわかっている人は余計なノイズに惑わされないんだ
それらがぐらついている人、まだ見つかってない人が世間で話題になる「これが今のスタンダード!」とメディアの強いキャッチコピーに心乱されてしまうのではないか。

私の20代中盤はまさにこの振り回されてるタイプの人間で
マルチビジネスとか、情報商材屋のような人間の言葉を信じてしまうような感じだった。

世の中には心のスキマにつけこもうとしているものに溢れていることに学んだ時期でもあります。

自分軸は誰かに与えてもらうものではなく、自分の心から掘り起こして見つけるもの
自分が何をしていて幸せと感じるか、どんな自分でいたいのかって、自分としっかり向き合っていかないと見えてこないものだと思う。
こればっかりは先生も、親も、メンターも本人じゃないから分からない。
これはやっぱり自分自身で見つける作業をしなきゃいけないんだよね。

テストで良い点取れたら
SNSでいいねがたくさんついたら
年収が高くなったら

本当に幸せなのだろうか。

自分らしさを見つけたり、本当にやってみたかったことに挑戦してみたり、
他人を意識した見栄とか、恥とかそういうものを放り投げて
自分を甘やかしてみたり、素直で自由になってみることってすごく大事なことだと思う。

ライフコーチングという聴き慣れない言葉をこの本で知ったけど
親でも兄弟でも会社の上司でも先輩でもない人に相談して
「私が何をやりたいのか」「どんな人生を歩みたいのか」「どんな自分でいたいのか」
を引き出してくれる素晴らしい職業だと思った。

何より、その答えはすでに自分の中にあるものであって
それに気づくためにはどうしたら良いのか自分に問いかけたり、書き出してみたりとワークをやるのね。
結構こういうワークが好き。自分インタビューみたいなもの。
真っ白なノートに自分の気持ちを書き連ねていくと、思考が整理されて良い効果がある。

自分らしい才能を見つけよう


好きなことを徹底的に学ぼう
例えば本業があるけど、興味のあったことを思い切って学校に行ったりオンラインレッスンで学んでみたりするのも良い。
サイドビジネスならぬ"サイドラーニング"

私も以前まで「収入が上がるようなことを学ぼう!」とお金になることばかりをしようとしていました。

でも最近やっと
収入につながらなくても良いと思った時、私はどんなことを学びたいんだろう?
と自分に問いかけられるようになりました。

お金のためだけじゃなく、自分の心が喜ぶことをいっぱい生活に取り込んでいこう。
ヨガ、ボクシング、ガーデニング、栄養学、心理学、料理、カクテル、アート、、

やってみたいこと、学んでみたいことが思い浮かんだら
体験レッスンを予約したり、Youtubeでレッスン動画を観たり、実際に小さなアクションに移してみましょう。
向いてる、向いてないとか上手い下手なんて気にせず「楽しいからやる」を大事にしましょう。

私は放送大学で興味のあることを学ぶことにしました。
今はお金のための勉強というよりは自分の知的好奇心に素直になってみよう!と思って行動しています。

お金はもちろん大事なことだけど、お金が人生の全てではないことにやっと気づけたというか。
心配事はまだまだたくさんあるんだけど、お金のことから解放されつつあるのかなと思います。


ユートピアは探さない。
ルッキズムや女性差別もなく、「自分らしくいられる場所」を探すのって疲れちゃう。
彼氏を作ろうとか、男性に負けないように戦い続けるとか、うまくいかない職場とか。

自分に合う人・もの・場所を探し続けることで消耗してしまうより
どこにいても自分らしくいられるようになりたいと思いました。

以前は日本の嫌なところばかりが目について「日本になんて居たくない!早く海外に出たい!」とネガティブ要素が強かったんです。
こんな日本にいる自分が嫌い!みたいな。

今でも日本社会の嫌なところや良くなってほしい部分はあるけど、絶望まではしなくなったんですよね。

物事のネガティブな面だけを捉えて悲観的になるんじゃなくて、ポジティブな面も見ることができるようになったら絶望しなくても済んだというか。
そう考えられるようになったのはいろんな人の意見をtwitterで見たり、本を読んで新しいものの見方を得たおかげでした。

なので今は
「日本も良い国だし、問題はあるけど前進している過程。自分を成長させたり、前向きな気持ちで海外に出たい!」と思えるようになったんです。

日本にいる時間も大いに充実させて楽しもうと考え方が変わりました。
どこに居ても私は私だし。

これまでの経験で私自身が変化したんだと思います。

この本のなかで自分についてもっと知ることができました。
自分らしく人生を生きるためには自分の好きなことや嫌なことを理解していることが何よりも大切。

この本とペンとノートを用意して、そして自分と向き合う時間をたくさん用意してあげて
考えていることや夢などを書いて自分との対話を大事にしたいと思います。

▼関口梓さんのライフコーチングのサイトです
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