
最近、イヤホンを新調しました。
選んだのはAnkerのSoundcore P40i。
きっかけは、外出先でも“自分の世界に集中できる時間”をつくりたかったから。
その答えが、この小さなイヤホンの中にありました。
この記事の目次
■ 「Anker」という信頼感
モバイルバッテリーで有名なAnker(アンカー)は、2011年に中国で誕生したハードウェアメーカー。
創業者はGoogle出身のエンジニアで、
「テクノロジーをもっと日常に寄り添わせたい」という理念からスタートしたそうです。
日本では「アンカー・ジャパン株式会社」が販売・サポートを担当し、
充電器・ケーブル・家電・オーディオ・プロジェクターと、幅広い領域をカバーしています。
“バッテリーの持ちといえばAnker”というイメージを持つ人も多いと思いますが、
その技術力はイヤホンにも存分に活かされています。
■ まず驚くのは、ノイズキャンセリングの静けさ
Soundcore P40iは、周囲の環境音に合わせて強度を自動調整してくれるアダプティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載。
カフェのざわめき、空調の低い唸り、電車の走行音――
スッと距離を置いたように遠ざかっていくのが分かります。
「無音」ではなく、「静寂が戻ってくる」ような感覚。
頭の中の思考が整理され、集中力が一段階深まるのを感じます。
■ 動画視聴にぴったりな“スマホスタンド付きケース”
個人的にユニークだと思ったのが、ケースがスマホスタンドになるという発想。
イヤホンケースを開いてスマホを立てれば、そのまま動画が見られる。
作業の合間にYouTubeを流したり、オンラインセミナーを視聴したりする時にとても便利です。
細やかな設計にAnkerらしいユーザーファーストの姿勢を感じます。
■ 音質は低音に厚み。長時間でも疲れにくい
11mmドライバーによるサウンドは、低音に厚みがありながら、全体はクリア。
特にローファイBGMやアンビエント系の音楽を聴くと、
ノイキャンと相まって“音の中に包まれる”ような感覚になります。
高音の刺さりも少なく、作業用BGMや音声学習にも向いています。
長時間つけていても耳が痛くならない点も大きなメリット。
■ バッテリー持ちは“さすがAnker”
ノイズキャンセリングONでも最大12時間再生、
ケース込みなら最大60時間の再生が可能。
1日使ってもバッテリー残量を気にしなくていい、
というのは心理的にも大きい安心材料です。
USB-C充電だけでなく、ワイヤレス充電にも対応。
外出が多い人や、ガジェットを複数持ち歩く人にはかなり心強い設計です。
■ 操作性とカスタマイズ
Soundcoreアプリを使えば、
ノイキャンの強さ・外音取り込みの度合い・タップ操作・イコライザー設定など、
自分好みに細かく調整できます。
“自分に合う静けさ”を選べるというのも、このイヤホンの魅力の一つ。
■ 日常の中に「静寂」を持ち歩く
仕事の合間、カフェで原稿を書いているとき。
ふとイヤホンを耳に装着すると、音の輪郭が静けさに溶けていく。
“自分だけの時間を取り戻す”ための小さなデバイス。
Soundcore P40iは、まさにそんな存在です。
ノイズキャンセリングの効きは確かで、
それでいてバッテリーは長持ち、ケースは実用的。
「静寂を携帯する」という表現がしっくりきます。
■ まとめ
項目 | 評価 |
---|---|
ノイズキャンセリング | ★★★★★ 静けさの質が高い |
音質 | ★★★★☆ 低音に厚みあり |
デザイン・機能性 | ★★★★★ スマホスタンドが秀逸 |
バッテリー | ★★★★★ 60時間再生の安心感 |
コスパ | ★★★★★ 高機能で手頃な価格帯 |