こちらのページはアフィリエイトリンクを使用しています。
関連記事ジム・ロジャーズ、最後の警告「菅政権で日本は衰退。国民は苦しむ」〈週刊朝日〉
「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載「世界3大投資家 ジム・ロジャーズがズバリ予言 2020年、お金と世界はこう動く」。最終回は、日本人に送る厳しいメッセージ。
ジム・ロジャーズは、アメリカ合衆国の投資家。アメリカの超金持ち、ですね。
彼は
そして
ジム・ロジャースは記事の中で述べていることは我々若者への警鐘だ。「命を守るために日本を出よ」と。
今から3年前、2017年11月のことだ。私は米国のラジオ番組に出演してこう言った。
「もし私がいま10歳の日本人ならば、自分自身に『AK-47』を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう」
なぜなら、急速に人口減少が進む日本では、これから社会問題が深刻になるからだ。そんな日本で自分の身を守るためには、銃が必要になるかもしれないという趣旨で述べたのだ。
AKー47とは小型の銃である。
自死を選べということではなく自分の身を守るために銃が必要になるかもしれないという理由のようだ。
新型コロナの感染拡大の影響、そして政府の支援体制の甘さ・遅さ・愚かさ。
しわ寄せをくらう社会的弱者。
サービス業従事者、非正規雇用、学生、子ども、保育・介護・医療従事者、シングルマザー、貧困家庭、、
すでにあった社会の問題が新型コロナで炙り出されたように見える。
私もご多分に漏れず、この社会的弱者にあたる。
だから彼らが直面している問題が他人事ではない。
政府や自治体の対応が遅すぎて、ゲームオーバーになっていく人も多い。
例年の日本では男性の自殺率が高いのだが、2020年コロナ危機が起きてから女性の自殺率が増えた。親子心中のニュースも見る。
政治が国民を救えていない証拠だ。
以前、有名なお笑い芸人が
「コロナ禍の影響で可愛い子が生活に困って風俗に堕ちるのが楽しみだ。」
という発言をして大問題になった。
この国の社会の男性は「女性は生活に困窮したら体や性を商品にできていいよな」と考える人が多い。
それは女性が男性ほどの昇進やキャリアマラソンを走るために環境が整備されておらず、貧困に陥りやすい社会構造を肯定している。
本当に恐ろしい社会だと思う。
今後、社会で見られる現象は「治安の悪化」「自己責任論の強まり」「社会的弱者をさらに搾取する者の現れ」ではないだろうか。
川崎市登戸通り魔事件、座間9人殺害事件、相模原障害者施設殺傷事件、、
神奈川県だけでも、本当にいろんな事件が起きている。
私は社会が不安定になるとき、様々なストレスを抱えた人が爆発して恐ろしい事件が起きるのではないかと思っている。
新型コロナ危機、生活困窮、家庭内での不満、抑圧された個人、衝突、、
個人の問題と社会の問題がかさなって、生まれてしまう事件も存在すると思う。
もうこの流れは止められないのかもしれない。
菅首相は安倍路線の継承を訴えている。これでは、日本の衰退は必然である。やるべきことはわかっている。大胆に歳出削減をする、移民を積極的に受け入れる。しかし、日本が変わることはないだろう。
例えば今人手不足の業界、介護で外国人を移民として迎えて雇用しようという話があがっている。
重労働の介護は、認知症が入った利用者から介護従事者への暴力がふるわれたり、長時間労働による疲弊が凄まじいという。
日本人の介護従事者へのケア、サポートもままならないうちに外国人労働者を採用したら、現場でのマネージメントも混乱し悲惨なことになると予想する。
農業や工場勤務の外国人労働者へ待遇がまさに奴隷労働だとして問題にもなっていた。
私は、東南アジアの日本より貧しい国にいる人たちがより豊かな生活を求めて日本を目指す話を聞くが
私は日本で働くことをお勧めできない。
良い職場、悪い職場で働くかどうかは本当にギャンブルのようなものだからだ。
おまけに日本の永住権は取得するハードルがとても厳しい。
日本人と結婚するくらいしか普通の人には道が開かれていない。
また、普通の日本人にとってもこの日本社会は増税、据え置き賃金では生活がますます貧しくなる。富を得ることがますます難しくなるのだ。
日本の物価と所得水準が海外と比べて低くなると自力で海外に出ていくことが困難になる。
たとえば進学。
日本での所得水準が低いままだと海外の大学・大学院に入ることが経済的に難しくなる。
海外の国々は順調に経済成長をして国民の所得も上がる。だから大学など専門で高度な教育を受ける場合の学費もそれに応じて高くなる。
ちゃんと経済成長をして豊かになった国は、国民も豊かになるのだ。
私のちょっとした未来への心構え
私自身も今年30才になる歳だけど短期目標で地方移住、長期目標で海外移住を考えている。
ニュースを見ていると世界的な新型コロナウイルスの影響はかなり根深い。
ここから3〜4年は海外に渡航するのは難しいのではないかと考えている。
だからこの期間は急いで「こんなクソな日本から出なきゃ!」と焦って行動を起こすのではなく、この時間を移住のためのスキルセットに充てるつもりだ。
焦って海外に出て、まだ事態が収束していないためにウイルスやそのほか想定外なトラブルが起きたらゲームオーバーが近いからだ。
5、6年計画でその頃にはワクチンができて安心して渡航できるようになっていると良いなと祈りながら…そしていつでも移住できる能力のある自分になっていたいと思う。
日々決意を新たに、自分のできることを積み重ねていきたい。
あと「日本が嫌だ」「こんなところから一刻も早くここから出たい」「海外に行けばきっと幸せになれるはず」という考え方も結構危険だと思うんですよね。
それはワーキングホリデーでオーストラリアで生活したり、東南アジア回ったりして思ったことだったんですが。
海外でも日本とは違うけど直面する問題ってたくさんあると思います。
国の文化の問題、差別、職場環境、上下関係…
どこに行っても生じる問題とどう自分のなかで折り合いつけていくかってことからは逃げられないんですよね。
楽園なんてないので。
だから日本社会の嫌いな部分とか、自分がどうしても許せないコト・モノをきちんとはっきりさせた方が良いと思うんですよね。
その受け入れられない部分を解決できる方法とか、嫌な思いをしなくて済む環境って実は海外だけじゃなく日本のどこかにもあるんじゃないかな?とか、自分で理想の場所を小さくても良いから創れないかな?という発想をしてみるのも一つなんじゃないかと考えています。
私が感じる日本社会の嫌なところ、自分が嫌いな組織や人について
- ボディシェイミングをしてくる男性
- 傷つけられても自分の立場を守るためにへらへら笑わなくてはならない環境
- 余暇の時間もとれないほど奴隷のように働かせる職場
- 女性の性的役割を押し付けてくる組織・社会
- 権威主義に染まって自分の頭で思考することができない人
- 長いものに巻かれて自分の言葉で喋れない人
- 弱いものいじめをする人、許す環境
- ゴシップばかりの低俗なテレビ番組
- 脱毛しろ、英語やれ、婚活しろ、整形しろ、転職しろ。脅迫だらけのつり革広告
ざっと挙げてみたんですが、こういう自分の「嫌いポイント」を明確にしておくだけでも
転職したり何か物事を判断するときに良い判断基準になると思うんです。
「ああ、私ってこういうことされたりするのが嫌いだったんだよな」ってすぐ思い出せるんです。
日本社会で過ごす間もなるべく幸せでいるためにはどうしたらいいのかな。
これらに接しないで済む場所にいよう。なければつくろう。みたいな考えに至るんですよね。
今の自分の人生も幸せにしながら、未来へと向かっていきたいなと思います。