最近よく聞く言葉がある。
「ちゃんと働いているのに、生活が楽にならない」
「将来が見えない」
「頑張っても報われる気がしない」
これ、気のせいでも甘えでもない。
データがはっきり示している“構造的な現実” だ。
この記事の目次
■ 日本はすでに「階層社会」に入っている
日経ビジネスが紹介したデータ(2022年・三菱総研などの分析)によると、日本社会は大きく次の4層に分かれている。
🔺 資本家階級(約250万人)
・平均年収:約983万円
・経営者、資産保有層
・景気変動に強い
🟩 新中間階級(約2050万人)
・正社員・専門職
・平均年収:約567万円
・かつての「普通の会社員」
🟦 正規労働者階級(約1750万人)
・医療・介護・サービス業など
・平均年収:約486万円
・責任は重いが賃金は伸びない
🔻 アンダークラス(約890万人)
・非正規・低賃金労働
・平均年収:約216万円
・未婚率74.5%
ここで重要なのは――
この構造が「固定化」し始めている という点。
■ 企業は儲かっている。でも労働者は豊かにならない
記事が示している最大のポイントはここ。
企業利益は過去最高
しかし従業員への分配は伸びていない
つまり、
✔ 会社は儲かっている
✔ でも給料は上がらない
✔ 非正規雇用が増える
✔ 正社員でも安心できない
という状態。
これは個人の努力不足ではなく、
構造としてそうなっている。
■ 「頑張れば報われる」が通用しなくなった理由
かつてはこうだった。
- 正社員になれば安定
- 長く勤めれば昇給
- 結婚・住宅・老後が見える
でも今は、
- 非正規への置き換え
- 正社員でも低賃金
- 物価は上がる
- 社会保障は縮小
つまり
同じ努力量でも、リターンが小さくなっている。
これに気づかずにいると、
「自分の努力が足りない」と自分を責めてしまう。
でもそれは違う。
■ 「生存戦略」を持たないと詰む時代
ここで大事なのは、絶望することじゃない。
大事なのは、
👉 構造を理解した上で、どう動くか
私が「生存戦略秘密基地」と呼んでいるのは、まさにここ。
✔ 収入源を一つにしない
✔ スキルを横断させる
✔ 組織に依存しすぎない
✔ 発信・知識・人脈を資産にする
これは「意識高い系」じゃない。
防衛策だ。
■ 「頑張る」の定義を変える
これから必要なのは、
❌ 長時間働くこと
❌ 我慢すること
❌ 空気を読むこと
じゃなくて、
⭕ 構造を読む
⭕ 自分の価値を把握する
⭕ 消耗しない場所を選ぶ
⭕ 逃げ道を複数持つ
という“知的な生存戦略”。
■ 最後に
今の日本でしんどさを感じている人は、
「弱い」わけでも「努力不足」でもない。
ただ、
時代の構造が変わったことに、気づいている人なだけ。
このブログ「生存戦略秘密基地」は、
そういう人が「折れずに生きるための地図」を置いていく場所にしたい。
正解はひとつじゃない。
でも、考えることをやめたら本当に詰む。
だから今日も、考える。
静かに、したたかに、生き延びるために。













