「骨盤底筋を鍛える」って、締めることじゃなかった
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先日、昔のダンス仲間のお姉さんと会うことになり、横浜にあるレコードバーを訪れた。

良い音楽を聴くと自然と身体が揺れる感じが、改めて好きだなと思ったのと

自分のペースでダンスをまたやりたいと思った。

昔みたいに踊れるかは分からない。
でも、とにかくもう一度、自分の身体を動かしたかった。

そんな気持ちで参加したストレッチのワークショップで、理学療法士さんに言われた。

「背中、ガチガチですね」

図星だった。

さらに続けて、

「お尻の筋肉が弱いかも。骨盤底筋かな」

とも言われた。

最初は正直、“骨盤底筋”という言葉にそこまでピンと来ていなかった。
なんとなく「尿もれ対策」とか、産後ケアで聞くイメージくらいだった。

でも、そのあとマシンピラティスを始めてみて、自分の身体が思っていた以上に“支えられていなかった”ことに気づき始めた。

この記事の目次

骨盤底筋群って、身体の「土台」らしい

骨盤底筋群は、骨盤の底をハンモックのように支えている筋肉群のこと。

膀胱や子宮、直腸などを支える役割があるだけでなく、実は呼吸や姿勢、体幹の安定とも深く関わっているらしい。

今回あらためて図を見てみると、「骨盤底筋」とひとことで言ってもかなり広い。

浅会陰横筋、深会陰横筋、球海綿体筋、肛門挙筋、尾骨筋……。
こんなに細かい筋肉たちが連携して、身体の底を支えている。

そして骨盤底筋は単独で働くというより、

  • 腹横筋
  • 横隔膜
  • お尻の筋肉
  • 股関節
  • 足裏

などとチームで連動しているそうだ。

つまり、「骨盤底筋が弱い」というのは、単純に一部分だけの問題ではなくて、“身体全体の使い方”の問題なのかもしれない。

マシンピラティスで気づいたこと

リフォーマーを使ったマシンピラティスを始めてから、今まで使っていなかった場所をかなり感じるようになった。

特に驚いたのは足裏だった。

マシンを押す動作をしていると、足の指を開いたり閉じたり、足裏で支える感覚がすごく分かる。

むしろ、自分が今までどれだけ足裏を使わずに立っていたのかを思い知らされる。

最近は足の関節がパキパキ鳴ることもある。
最初は少し不安だったけれど、固まっていた部分が動き始めている感覚にも近い。

あと、背中。

私はずっと、背中で身体を支えていたのかもしれない。

EC倉庫で重い荷物を持つことも増えた。
気づけば、「踏ん張る」「耐える」「力でどうにかする」みたいな身体の使い方ばかり上達していた気がする。

でもピラティスでは、

  • 股関節から動く
  • 呼吸を止めない
  • 足裏で押す
  • 骨盤を安定させる

みたいな、“支えながら動く”感覚を何度も練習する。

そのたびに、

「あ、私は今まで“頑張るための身体”しか使ってこなかったんだな」

と思う。

ヨガは「緩める」役割だった

一方で、ホットヨガも続けている。

最初は「ピラティスと何が違うんだろう?」と思っていたけれど、やってみるとかなり役割が違った。

ピラティスが「支える」「コントロールする」感覚なら、ヨガは「緩める」「呼吸する」に近い。

骨盤底筋って、“弱い”だけじゃなく、“力みっぱなし”になっている人も多いらしい。

確かに私は、無意識にずっと身体に力が入っているタイプだと思う。

だからヨガで呼吸を深くしたり、力を抜いたりする時間は、単なるストレッチ以上に必要なのかもしれない。

そのうち、アウターマッスルも必要になるのかもしれない

最近ふと思う。

そのうち、フィットネスジムでアウターマッスルを鍛えたくなる日も来るのかな、と。

インナーだけで全部解決するわけではない。

現実には、

  • 働く
  • 移動する
  • 荷物を持つ
  • 疲れていても動く

みたいな「出力」も必要だからだ。

でも今は、まず土台を作り直している段階なのかもしれない。

身体を壊しながら頑張るためではなく、
長く動ける身体に戻していくための時間。

ダンスをまた踊りたいと思ったことから、こんな方向に話がつながるとは思わなかった。

でも、自分の身体を知ることって、結局「どう生き延びるか」とかなり近い場所にあるのかもしれない。

「最近ずっと疲れている」
「身体が固まっている感じがする」
「頑張るための身体の使い方しか分からない」

そんな感覚がある人は、
“鍛える”より先に、
“支えられる身体”を取り戻す段階なのかもしれません。

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