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先日、TBSの報道特集を観ていたら
孤独死・突然死の特殊清掃サービスの方の取材をしている話だった。
一人で暮らしている人が何かをきっかけにセルフネグレクトが始まり(掃除ができなくなって家がゴミ屋敷と化したり)突然失踪してしまったり、
それまで普通に問題なく生活していた方が突発性の心筋炎や脳梗塞などで倒れて亡くなり、死後何カ月も気づかれることもなく、家主などの依頼で家の中に入って本人の死体が発見される、というケースも少なくない。
病気が発症しないよう予防することも大事だが
もし亡くなってしまった場合に早期に発見してあげることも故人にしてあげられることだと思う。
番組内でエンリッチfa-share-square-oというLINEで安否確認で孤独死や突然死を回避してくれる見守りサービスが紹介されていた。
熟年単身者に向けたサービスで数日間に1回、安否確認の連絡がLINEで届き、返信がなければ緊急時連絡先(親族など)に連絡し本人とコンタクトをとってもらうようなシステムらしい。
たしかに見守りサービスからの連絡には応答できないほど忙しかったり、もしくは心身が弱ってしまっていたりなど、何かしらの理由で安否確認にこたえられない場合には親族や近しい人から直接連絡をすれば「実は疲れてて…」「悩みごとがあって」「生活が苦しくて」などのSOSを出しやすいかもしれない。
もしくは、福祉行政のサービスにつなげることが最善である場合もあるだろう。
核家族化が進んだ現代社会で、コロナ禍によってさらに人との関係が希薄化している。
この「見守り」というのは、単身者にとって「自分のことを心配してくれる人がいると」いう安心感を与えてくれるのはないだろうか。
一昔前だったらご近所さんとのつながりというのはこの「見守り」に近いものだったのかもしれない。
この見守りサービスのエンリッチは登録は無料。
将来行政が提供するものになることを目指し、多くの方が利用できるように無料で提供しているそうです。
事業に賛同する方による寄付を受け付けています。
自分の母を看取ったらおそらく一人で生活することになりそうだ。
今後も未婚・未産で過ごすことになりそうだな~と思っている。
無理くり相手を探して結婚したり出産するのも(この日本でそんなリスク背負わなくてもいい気がするし)
自分一人で生活をやりくりして、終わりを迎えるときに周りに迷惑をかけず人生の片付けができれば一人で生きて死ぬのも別に悲しいことではないのかもしれないと考えている。
自分の野望として地方に引っ込んで広谷鏡子さんの小説「湘南シェアハウス」のような女性の良い感じの距離感のシェアハウスを運営したいと思っている。
少しゆるめの女性同士の
そういうセーフティネットをつくれたらいいななんて思っている。
もしそれが叶わないなら、一人で無理なく安心して生きて見守りサービスを活用して自分の人生を閉じていきたいな、なんて思います。
今を一生懸命生きることも大事だけど、自分や大切な人の未来のことを考えるのは悪いことじゃない。
悲観しすぎず現実的に考えることも大切だと思う。
これから年を重ねて老いていくことは避けられないし、なるべくならより幸せで満ち足りた状態で過ごしたいと思うから。
人間、きっとイメージしたことは何らかの形で実現できると思うし。
より幸せに過ごせる方法を模索して形成したいな。