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2026年10月19日投票日、横浜市長選が終わった

山本理顕さんが当選しなかったことは、やっぱり残念だった。

それでも、今回の選挙で生まれたものまで、なくなったわけではない。私は、市民による政治参加・社会参画の芽吹きに、希望を感じている。

告示日に山本理顕さんの出馬を知り、建築家としての理顕さんのことを調べてどんな横浜をつくりたいと考えているのか発信を見た。
最初は政党や何かしらの組織がバックにいるのかなどを疑いながら。

理顕さんが政策として掲げた「地域社会圏ー町内会サロン構想」はなんとなく私がずっと考えていたご自愛コミュニティに近いものがあり、また横浜市内のミニバス・ミニタクシー網の構想などは坂の多い横浜で市民の足となる移動手段があれば横浜市民も利用し観光資源の多い横浜であれば観光客も賑わいお金が得られる都市になることができ良いビジョンだと思った。

ということで理顕さんが出馬するまでは日本共産党に投票するつもりだった私だけど
市民が押し上げていきたいと思える候補に投票することができて今回は幸せな投票をすることができ満足ではある。

私の実感では、告示が迫るなかで動き始めた、準備期間の短い挑戦だった。
それでも若い世代にも支持が届いていたと知り、うれしかった。
すぐに大きな結果にならなくても、受け取った人はいる。その人たちの中に、これからにつながる種が残ったのではないかと思う。

市民が自分から集まってきた

今回、心に残ったのは、ボランティアが自然と集まり、それぞれにできることを持ち寄ってお手伝いする姿だった。

自分も何かしたい。この人の考えるまちを、一緒につくってみたい。そんな気持ちから人が動き、つながっていく。その光景自体が、私には大切なものに思えた。

理顕さんが出馬することを知ってから仕事が休みの日に理顕さんの個人演説の場所に行ってビラ配りのボランティアをした。
チラシを受け取ってくれる人も思いのほか多く、ご自身の生活や社会について考えていることを話してくれる人がいたのも良かった。

面白い現象だったのが、理顕さんのボランティアに集まった方々はみんなほぼ初対面で指示・管理された組織でもないんですよね。

でもその場でコミュニケーションをとりながら主体的に動いて自分ができることで活躍している感じで、「市民参加型だな」と感じました。

でもそれはまさに理顕さんが明確な政策やビジョンを打ち出しているから、それに共感した人たちが集まって「理顕さんの個人演説会を自分たちで創っていく」と意識して能動的に動けるのだろうなと思った。

私も仕事が休みの日に午前11時にTwitter(現X)見たら13時から横浜橋商店街で理顕さんが演説やるって知ってピューンと行って「こんにちは〜何かお手伝いできることありますか〜」ってビラ配りのお手伝いしてきたんですよ(笑)サクッとフットワーク軽く行ってきました。

私もマイクを持って話す機会をもらえたりして、とても楽しい選挙でした。

「選挙と選挙の間」の民主主義

杉並の岸本聡子さんの発信に触れて、私の心に残っているのが、「選挙と選挙の間の民主主義」という考え方だ。

投票した後も、暮らしの中の疑問を話し合ったり、地域の困りごとを共有したり、行政や議会に声を届けたりする。そうして、市民が自分たちのまちに関わり続けること。

岸本さんは、区長選を支えた住民たちが、その後、自ら区議選に立候補していったことを紹介している。選挙への参加が、次の行動につながっていく。そのような市民から湧き上がる動きが、横浜でも育っていってほしい。

理顕さんは、そのための種をまいてくれたのだと、私は思っている。

雰囲気の先にある政治を見たい

一方で、私は参政党の発信には強い危機感を持っている。

しんぶん赤旗は、2025年の参院選中、神谷宗幣代表が「日本人ファースト」について、選挙の間のキャッチコピーだと説明したことを報じている。人の暮らしや尊厳に関わる言葉を、選挙向けの宣伝として使う姿勢には疑問がある。

私は、国籍によって人を分け、誰かを排除する方向へ向かう政治を支持できない。生活への不安や怒りがあるからこそ、その矛先をどこに向けるのか、慎重に考えたい。

見た目の華やかさや、親しみやすい発信は、人に届くきっかけにはなる。でも、その先にある政策や発言、それが誰の暮らしにどんな影響を与えるのかまで、確かめたい。

支持する人が何に期待しているのかも聞きながら、私は私の懸念を、具体的な言葉で伝えていきたいと思う。

理顕さんが灯してくれた火を、みんなで

今、希望だと思うのは、応援活動に参加した人たちが、「理顕さんの考えを受け継いでいこう」「灯された火をつないでいこう」としていることだ。

私が「理顕イズム」と呼びたいのは、市民が自分たちの暮らす場所について考え、人とつながり、自分たちも担い手になっていく姿勢だ。

選挙で出会った人と、また話す。気になっていた地域の問題を、一緒に調べる。初めて参加する人にも、気軽に入ってもらえる場をつくる。

それぞれの生活があるから、関われる時間も、できることも違う。少し離れる時期があっても、また戻ってこられる。そんなつながりとして、大事に育てていけたらと思う。

理顕さんが灯してくれた火を、みんなで守りながら、ほかの人の心にも灯していきたい。

選挙は終わった。ここからの私たちにも、できることがある。

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