最近はコミックの配信サイトでいろんな作品が読めるので、お試しでいろいろ読んで気に入ったものを購入しています。
ゆむいさんの『夫の扶養からぬけだしたい』という作品を読みました。

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漫画家志望でアシスタントの仕事をしていたももこさんが出産を気に専業主婦に。

ワンオペ育児で旦那さんはそこそこ大手企業に入社してがっつり働いているために妻のももこさんに
「ももこは専業主婦でずっと家にいるんだから家事と育児も完璧にして」
「社会人経験ないんだからそんなんじゃ通用しない」
「ぼくが家族のために頑張って稼いでももこのことも監督してる」

とド詰めされて苦しんでいくももこさん。んー、これはつらい。

周りに頼れる人もいなくて、
パートの稼ぎじゃフルタイム正社員の夫の稼ぎには到底及ばなくてマウント取られるし。つらい。

小さい子どもは目を話したら死んでしまう、何かあったら大変だし、健やかに育ってほしいから世話をしなくてはいけない。
好き同士で一緒になったのに家で一緒に暮らすこの人が味方と思えないって、とっても悲しいですよね。

作中、旦那さんもやりたくない仕事で多忙で、ギリギリのところにいるのがすごく分かります。
男の人も追いつめられているんですよね。

「奥さん専業主婦で家のこと全部やってくれるんだから残業してこの仕事しておいてね」
と仕事を押し付けられる。

男性にとっても女性にとっても、すごく生きにくい世の中であることがよく分かります。
日本社会全体が病気なのだと思います。

男性も育休が取りやすくて、有給や調子が悪い時はお休みを取りやすい社会になってほしいね。
自分を追い込まなくても済むような労働社会になってほしい。

みんな頑張りすぎ。企業は働かせすぎ。
そして経団連は労働者の死神。

株式資本主義のもとで、効率を追求した先には個人の幸せが害されてしまうのだと思います。

そういえば私の母は私が小学2年生のときに父からのDVが原因で夜逃げのごとく家を出て別居をしました。
母はパートタイマーだったので家を借りるのも大変だったようです。

仙台市の田舎から青葉区内(仙台駅のそばなのでちょっとシティ)のおんぼろ平屋アパートに移り住みました。
そこは大きな通りから裏道に入りドクダミが生い茂る家で友達から「おまえん家忍者屋敷みたいだな」と言われたのを覚えています。

数年前に仙台に行ったら取り壊されていました。

おんぼろで虫もよく出た家だったけど私たちにとって母が殴られないで済む安心して過ごせる家だったのだ。
母が周りに頼れる人もいないなか必死で探して見つけてくれた家。ありがとう栗田荘。

というわけで、ひとり親は別居したくても家を見つけるのが大変というのを母のそばで見てきたので
今の世のひとり親(計画中)の方の苦しみも少しだけ想像できる気がします。

シングルマザーが家をもっと見つけやすくなったらいいのにな、と思いいろいろ探してみたら
伊勢原市にあるめぐみ不動産コンサルティングという不動産屋を見つけました。
神奈川県指定の居住支援法人らしいです。

住宅確保要配慮者居住支援法人の概要
 住宅確保要配慮者居住支援法人とは、住宅確保要配慮者(低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を養育する者、その他住宅の確保に特に配慮を要する者)の民間賃貸住宅への円滑な入居の促進を図るため、住宅確保要配慮者に対し家賃債務保証の提供、賃貸住宅への入居に係る住宅情報の提供・相談、見守りなどの生活支援等を実施する法人として都道府県が指定するものです。
(住宅セーフティネット法第40条)。
住宅確保要配慮者居住支援法人について|国土交通省

つまりひとり親(シングルマザー)は「子供を養育する者」であるから住宅確保要配慮者に該当するわけですね。
通常家を借りるときは預貯金・収入・身元保証人などなど、いろいろめんどくさい条件があるわけですが住宅確保要配慮者居住支援法人が賃貸住宅への入居のためにいろいろサポートしてくれるよ、という制度なわけです。

こちらのめぐみ不動産コンサルティング、代表の方も長年ひとり親(シングルマザー)として子育てしていたそうで、小さなお子さんがいる方も住みやすい賃貸物件やシェアハウスの紹介をしてくれるそうです。
心強い!こういう不動産屋を待っていた!

ブログでひとり親家庭向けの食事支援の投稿をされていたり、ひとり親のサポートのためにめっちゃ頑張っている様子が伺えました。
私がお手伝いをしていたフードバンクのNPOの代表の方と同じような情熱を感じます…
こういうところを何らかの形で応援したいなと思っています。
【ひとり親家庭・春の食事支援】伊勢原市|めぐみ不動産コンサルティング

モラハラ・DVを受けていて子どもと家から抜け出したいひとり親の方への支援がもっと充実しますように。

▼モラハラ・DVをしてしまう加害者の方が「変わりたい」と思ったときに▼
GADHAガドハ
大切にしたいはずのパートナーや仲間を傷つけたり、苦しめたりしてしまうDV・モラハラなどの「悪意のない加害者(※)」が、「自他共に、持続可能な形で、ケアできる関係」を作る能力を身につけるためのコミュニティサービスです。

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