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心のときめきがほしくなって久々に少女漫画を読んでいます。
漫画喫茶にこもっていろいろ読み漁りたいなぁ…
コロナウイルスの影響でそんなことができるようになるのはいつになるやら…
安心して過ごせるようになるまでは、買ったりレンタルでしのごうかな。



山田南平さんの「空色海岸」、昔読んでいたのですが懐かしくなって全巻買い直して読んでました。

海岸で拾ったものでアート作品をつくる天人てんとと主人公のともちゃんが出会って高校生活エンジョイしつつ、大人のお兄さんに思いを寄せたりと甘酸っぱい青春ストーリーです。

二人がビーチコーミングに行く先は逗子の森戸海岸付近かな?知っている風景が出てくると嬉しくなりますね。

天人てんとともちゃんが早朝にビーチコーミングしているのが素敵で私も行ってみようかなと思いました。

山田さんも最終巻で書いてましたがもっと天人と朝ちゃんのラブラブが見たかったな…


「彼氏彼女の事情」を描いた津田雅美さんが姉Lalaで描いた少し大人の恋愛をテーマに描いたショートストーリー集です。

カレカノでも、人物の心理描写が丁寧で素晴らしい津田さんですが
「十年後、街のどこかで偶然に」ではバリキャリ女性と、高校の同級生で左官職人になった槙との出会いと恋愛が描かれています。

バリキャリで教養のある藤堂と、技術を磨いて左官職人になったけれど教養を持ち合わせていない槙との文化・教養レベルのすれ違いがグサッときました。
藤堂が一緒に楽しめると思って洋画の字幕で観るシーンと、「実は字幕で観るのしんどい」という槙。

パートナーにどのようなものを求めるかという部分で「一緒に同じ目線で楽しみたいから」と自分と同じ文化・知識・教養・常識の感度を求める人もいれば
自分とのレベルに差があっても、相手を見下したりせず、もっと人の大事な部分で認め合い愛せれば問題がないという人もいるんだろう。

藤堂と槙の恋愛は後者で、そういうまるっと相手の存在・心の根っこの部分で惹かれあっているのがとても素敵だなと思いました。


最近読んでおおー良い漫画!と思ったのが山田金鉄さんの「あせとせっけん」。

汗かきというコンプレックスを抱えた麻子さんが商品開発部の匂いフェチの名取さんに新商品のアイデアのために汗をかがれるってきっかけで仲良くなる話。

1巻の表紙がえっちなことするんでしょ名取さん!って感じですけど、麻子さんに嫌がることをしないし暴力的な性描写もないです。
匂いフェチ恋愛漫画ではあるのですが健全なエロさというか、ちゃんと相手と向き合って恋愛してるな〜と分かるので人との向き合い方、関係の築き方をしている「健全ラブ漫画だな〜」というのが感想です。

麻子さんの自分の汗かき体質をいつも気にして汗ジミできてないかな?匂い大丈夫かな?って過剰なまでに気にしてしまうところの描写。
多分汗かきを理由に人に傷つけられたことのある人の反応でとてもリアルだと思いました。

人の体のコンプレックスって、他人からすると小さなことでも本人にとってはいつも脅迫されているかのような感覚になるほど大きなことだったりしますよね。
特に人から言われたことをずっと引きずって「今誰かに嫌な思いをさせてないかな?」って考え過ぎてしまうのもわかるなぁ。

名取さんと出会って仲良くなっていって恋仲になっていくんですがただの匂いフェチとセックスするって漫画ではなくて
会社の同僚と協力関係→気になる存在に→恋人になる→問題を一個ずつ丁寧に解決し理解し合う本当のパートナーに…ってすごく段階を経て麻子さんと名取さんの仲が深くなっていくのがね、とっても微笑ましいです…
そんでもっていちゃいちゃしてくれるのがまたいいですね。。

最近読んだ漫画で「イチャラブ素敵なカップルで賞」をあげたいくらい良い恋愛漫画です…

この記事の目次

「爛漫ドレスコードレス」

Twitterで流れてきたので読んだのですが浴衣をきっかけに面白い出会いをする2人の女性の話です。
作者は佐悠さん。女性も男性の表情もとてもお上手に描かれますね。
響さんのクールな感じも、撫子ちゃんの明るく素直な性格も素敵です。


癒しのお隣さんには秘密がある


広告で見て嶋伏ろうさん(shimafuku_ro)の絵がタイプでお話も気になってつられて最新話まで読んでしまいました。

高卒で派遣社員から正社員になった苦労人の主人公が住んでいる古いアパートの隣の部屋に越してきたイケメンなお隣さんと仲良くなっていく話なのですが
だんだん不穏なことが起こるという…

漫画版を読んで続きが気になって梅澤夏子さんの原作小説も一気に読んだのですがとってもよかったです。

原作小説:癒しのお隣さん / 梅澤夏子 | エブリスタ

嶋伏ろうさんの絵のテイストがとても好きです。

主人公の藤子さんもとっても健気で可愛い。
あとイケメンお隣さんの仁科さんも、かっこいいんだけどなんか自分と接しているときにところどころ違和感を覚えるところがちりばめられているのが
不穏の予感加減が上手だな〜と思いました。

あと和やかな雰囲気のときのコマがかわいい…
この何かひっかかる不穏な恋愛関係とゆるっとした場面のバランスが非常にいいですね。

不穏な雰囲気のキャラクターの表情の歪み方が雨瀬シオリさんの『ここは今から倫理です』っぽい雰囲気があってとってもとってもツボです。

なたりー
2022年7月に単行本も出るそうなので応援!

漫画:癒しのお隣さんには秘密がある / 嶋伏ろう| めちゃコミ
原作小説:癒しのお隣さん / 梅澤夏子 | エブリスタ

そのギャップ、ずるいよ


こちらも広告で気になってほいほいと釣られて読んだ作品。
マッチングアプリで男あさりをする日々の主人公が出会った男性が実は上司だった。
関係は続けているが部下だと気づかれていないものの、上司が本気で自分を好きになってしまい…
人と本気で向き合うのが怖かった主人公が変わっていく、良いストーリーでした。全6話で短いのでテンポがいいですね。
裾はるおさん(helloosusoo

最近は手軽に読める電子書籍も便利でいいですね。

たくさん読みたくてもどうしてもかさばってしまうので電子書籍で読み放題コースをたまに利用して読むようになりました。

ebookjapanはコミックの品揃えが世界最大級の電子書店で約50万冊の本があります。
【電子書籍/コミックの品揃え世界最大級】ebookjapan(イーブックジャパン)

無料・試し読みができる作品もあるので新しい作品と出会いたい時やお暇つぶしに。
『親なるもの断崖』の曽根富美子先生の性暴力がテーマの最新作『彩愛のひと』も9/16まで読むことができます。

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