愛の優先順位とシャンパンタワーの法則。まずは自分の心のグラスを満たして良い。

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自分の心のケアについて考えていました。

雇い止めにあったり、水商売やったり、職を転々としたりドタバタな人生を歩んでいる自分が
今やっと、少しずつ自分の人生を頑張りつつ、他のだれかや社会のことについて考えられるようになったのはなぜだろうかと。

それはやっと自分の心のグラスが優しさや思いやり、やりたいこと、大事にしたいことなどで満たされてきたからだと思っています。
家族や、友人の力を借りつつ、そして自分自身と向き合って自分のことを抱きしめて愛することができているからなのではと考えています。
だからやっと、自分以外の人も自分と同じように心配したり、思いやったりすることができるようになってきたような気がするのです。

愛を与える優先順位って結構大事だなと思っています。

自分が愛で十分に満たされていないのに、自分以外の他者に対して愛を注いだり、ケアやサポートなどの献身を行うことで
満たされていない自分をないがしろにして、他者を助けてあげられているのに自分のことを傷つけているケースがあるんじゃないかと思うのです。

自分。
そして家族、友人、職場、知らない人、地域の人、世界の人。

自分の心の傷や不満、ケアが足りていないなと思っているのに
それを見ないふりをして、気にしないふりをして自分を犠牲にして他者を優先して助けること。

相手のために頑張っているつもりなのに、なぜかフラストレーションが溜まってしまう。
それはきっと、まず自分のことを自分でケアすることが足りていないからかもしれないと思うようになりました。

私は自分のことを振り返るとすごく周りの人の反応をすごく見るタイプで、そのコミュニティなどでどう自分の居場所を確保しようかを考えるウケ狙いな人間だったなと思います。
働くようになると、いつも上司の顔色を伺って過ごしていたのです。

そしてこの愛を向ける優先順位を自分ではなく他者に向けることが問題になるのは
恋愛のパートナーとの関係や家族の関係でよく見られました。

恋愛では、相手の愛がほしくてほしくてたまらなくて
自分のいろんなことを犠牲にして相手のサポートに徹していた時期がありました。
私は彼に対してあれもこれもしてあげたのに、相手からの愛は私のものよりも十分ではないと感じて不満になっていたのです。

家族との関係についても
家族のためにあれやこれやしても、自分には返ってこない。
思ったような反応やねぎらいが得られなくて不満に感じていたりなどしました。

他者にあれもこれもするという行為は
自分の心の不満やもやもやを見ないフリをして、見返りを求めて相手に尽くして、思ったものが相手から返ってこなくて悲しくなったりするのは自傷行為に近いと思います。
自分で自分のグラスをしっかり満たしたその後にすべきだと気づきました。

シャンパンタワーの法則


こういう自分のグラスを満たすことで、余った愛や優しさを家族や友人、職場の人、地域の人、知らない人、そして世界の人に向けていけるというのを「シャンパンタワーの法則」というそうです。


まずはしっかり自分の心を自分で満たしていこう。
音楽や芸術のパワーをもらったり、体を動かしたり、信頼できる人の力を借りながら。
表層の楽しむことだけではなく、もしかしたらもっと自分の生活の基盤を大掛かりにテコ入れして整備したりする必要もあるかもしれない。

そして自分の心がしっかり満たされたとき、
隣にいる大事な人、そして友達や近くにいる人、いつもいくコンビニの店員さん、
同じバスに乗った人、名前も顔も知らないけど自分と同じ悩みを抱えている人、苦しい思いをしている人、世界のこと、、、

満たされた自分のグラスから溢れ出る優しさをすこしずつ誰かに分けてあげよう。
まずは自分のグラスを満たしていきましょう。
すべてはそこから。

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