この国の大人は人が死んだだけでは動かない。

ニュース週刊誌報道で苦情殺到 女子中学生死亡 旭川市がいじめ調査へ 北海道

旭川14歳少女イジメ凍死事件ー文春オンラインー
#1「娘の遺体は凍っていた」14歳少女がマイナス17℃の旭川で凍死 背景に上級生の凄惨イジメ《母親が涙の告白》
#2「ママ、死にたい」自慰行為強要、わいせつ画像拡散……氷点下の旭川で凍死した14歳女子中学生への“壮絶イジメ”《親族告発》
#3「死ぬから画像を消してください」旭川14歳女子死亡“ウッペツ川飛び込み”イジメ事件の全貌《警察が出動》
#4「正直何も思ってなかった」自慰行為強要、わいせつ画像拡散のイジメ加害生徒らを直撃【旭川14歳女子凍死】
#5「加害者にも未来がある。学校は責任は負えない」旭川イジメ14歳凍死 中学校教頭が母親に告げた言葉
#6「イジメはなかった。彼女の中には以前から死にたいって気持ちがあったんだと思います」旭川14歳女子凍死 中学校長を直撃

いじめが原因で自殺した14歳の少女の話である。
現代のいじめはSNSも発達しさらに陰湿で、危険性を持ったものが多い。
この件でも被害者の少女は裸の写真を送るよう指示されそれを拡散されたくなければ…とさらに過激なことを要求されたりしている。
いじめの方法というのは、時代によって様々なのだと思った。
私が学生だったころも携帯電話を持っている人は結構いたし、そういういじめの仕方も行われていたと思うけど
LINEでの被害者を仲間外れにしてハブったりとか、現代はまた違ったいじめがある。

子供にとっての世界とは家と学校のみになりやすい。
学校でいじめにあっていたりしてさらに逃げ場がないと苦しいだろうなと思う。

親にも相談ができなかったのかな。
怒られてしまうとか、心配かけてしまうと思って控えたのかもしれない。

もっと近くにそのいじめに気付けたり
もしくはそのいじめの状況を安心して話せる大人、守ってくれる大人がいてくれたらよかったのにと思う。

あともっと気軽に学校を休んだり転校できるようになれば良いのにね。
転校して人間関係をリセットするだけでいじめられなくなったりもする。

学校の勉強なんていくらでも取り返せるから学校休んで心と体を休めて
いじめって結局ターゲットは誰でもいい、いなくなれば次のターゲットを探すだけだったりする。

いじめはきちんと犯罪として厳罰化されるべきだと思う。
いじめは被害者より加害者に問題があるケースが多い。
加害者こそ、家庭不和で居場所がなくて家の外でグループをつくって満たされない自分をなんとか保とうとしていることもある。

学校側や大人たちがいじめの加害者に対して厳重注意をしたとしても
子どもは基本的に自分と向き合ってくれない大人の話など真剣に聞かないだろう。
むしろいじめ行為が陰湿化・エスカレート化してしまうのではないだろうか。
きちんといじめ行為が悪いことであり罰せられることだという認識を周知した方が良い。

私がもし子を持つ親で、子どもがいじめられたら
学校も休ませるし、転校だって考える。
学校に変わる選択肢を一緒に考えてあげたい。

「学校に行きたくない」「死にたい」って言ったら
時間をしっかりとっていっぱい話を聞いてあげたい。

多感な年頃の子の季節風邪のような扱いなんかするんじゃなくて
何がその子にそう思わせてしまうのか、紐解く作業を一緒にしてあげたいと思う。

家が安心できる場所ではない子もいる
学校に居場所がない子もいる

そういう子どもたちのサードプレイスの選択肢がもっと増えてほしい
子どもたちのことを考えてあげられる大人が増え、居場所が増えれば
その子どもや家庭の抱える問題に気づいてあげられるチャンス
ケアが必要であれば福祉とつなぐチャンスがつくれる。

子どもにどれだけの思いやりをもって
居場所や制度を作ってあげるべきか。
心を病んで自分を傷つけたり、自死してしまう子が増える前に
大人がちゃんと軽く考えず対策を練らなければこの問題は解決しない。
子どもが問題なのではなく、これらは大人の問題だ。

それにしてもだけど

いじめで自殺した少女の事件
木村花さんがネットでの誹謗中傷で自殺した事件
元電通社員の高橋まつりさんの過労死事件

この国の大人たちは、人が一人自殺しただけでは何も動かないけど
世間や世界に非難されてやっと動き出すんだなと思う。

基本的に隠蔽・矮小体質で
自分たちで問題点を内省できない組織が多い。

そういう組織のなかでもみくちゃにされて
叫んだり声を上げても聞いてもらえず
心と体を壊して自死しても変わらない
誰かが死に気づいて非難してやっと動き出す世の中っておかしい。
物事のあり方を改善するために誰かの命が必要だなんておかしいよ。

今、コロナ危機で非正規職の女性が10万人以上失業している
私もそのうちの一人でホテルに派遣スタッフとして働いていたが仕事がなくなってしまった。
また、女性の自殺率が例年に比べて高くなった。
コロナ危機で非正規女性が職を失って生活に困って自死を選ぶケースが多くなったのもあるだろう
無理心中をはかるニュースも見かけるようになった

私はかろうじて引っ込むことができる実家があってよかったと思う。
死を選んでしまった人たちは、セーフティネットにたどりつけなかったり、人に助けを求める勇気がなかったり…もっと大袈裟にいうと政府に見放された人たちだと思う。

私にできることは、今なんとか生き延びること
私のようなぎりぎりの状態の人たちと知恵と勇気をシェアしてよい良い人生を生きること
社会の構造により、社会のセーフティネットが行き届かなくてこぼれおちて自死を選んだ人たちのために
この社会の欠陥について語り続けることだと思っている。

一緒に立ち上がってこのアクションをしてくれる友が増えることを願っている。

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