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私は本屋に行くのが好きだったのですが
最近は図書館に行く方が好きになりました。
ファッション雑誌類
自分の中での好き!というものが世間の流行りとは違うため
わざわざ雑誌などでチェックしなくなった。
流行のリングから下りた。という言葉がしっくり来るのだろうか。
自己啓発本だらけの棚に食傷気味である
私の家の近所の小さな本屋はビジネス書がずらっと置いてあるのだけど
大学卒業後いやというほど摂取してきて疲れた。
どれも同じようなことが書かれていて胃もたれを起こしている。
売れる本しか置かない本屋。売れない本も置く図書館。
考えてみれば書店は慈善事業でも公共事業でもない営利を求めてやっているビジネスだ。
本屋は利益を出さなければいけないお店。
だから売れる本を置く。
実店舗で商売をやるからには
その場所には、本の棚のスペースには家賃がかかってくるのだ。
だから確実に売れる本を置く。世間のニーズが高い本を置く。
売れない本、マイナーな本は置かない。
棚のスペースの家賃を稼げない本に居場所はない。
図書館は違う。利益を重視しない公共のための場所だ。
だからそこには本屋に置いても売れないかもしれないが誰かに必要とされる本が置かれる。
多分私自身が売れる本ではなく、自分自身の知的好奇心や興味のある事柄が違う方向に向いているのだな、と思った。
自分の価値観が変化したのだ。
というわけで図書館で自分の興味の赴くままに本を借りて楽しい日々を送っている。
しっかり読み込みたいような良い本に巡り合えたら購入しよう。
図書館は大事な教育。フィンランドの図書館
北欧フィンランドでは図書館が国の大事な教育だととらえられています。
フィンランドの図書館では本が借りられるたび、Sanastoという文学者協会のメンバーになっている作家に対して1冊15円の印税が入り、作家活動にも平均で一人あたり年間7000ユーロ(約80万円)の補助金が出される(2016年の予算)ことになってます。図書館からの作家や翻訳家への助成金は、病気や怪我など働けない状況になった場合などの対応もあり、国民の教育に関わる人として国家から手厚く守られています。
作家が活動を続けられるよう、補助金が出され生活をサポートしてくれる仕組みが整っています。
国が作家への敬意を持っていることが分かります。
大きなプリンターやミシンが置いてあり、そこを利用する人が家に飾るポスターを印刷したりクリエイティブなことができる空間です。
図書館がそんな開かれた空間だったら心がとても自由になりますね。