種苗法改定で日本の農業が外資に売り飛ばされるかもな話

種苗法改訂案に反対しています。

「#種苗法改正案に抗議します」が広がらないわけ|BLOGOSブロゴス
みやかわ伸さん(衆議院議員・立憲民主党)の記事です。

種苗法改正案が国会で審議されています。衆議院は11月12日に通過しました。このままいけば、この改正案は本国会で成立します。山田正彦元農林水産大臣や日本の種を守る会の皆さんが反対の声を上げていますが、野党の意見も割れていて、大きなうねりには至っていません。

種子法を廃止したり農業競争力強化支援法を作り、農業の自由化、グローバルなアグリビジネスの後押しをしてきた農水省の信頼は揺らいでいます。今回の種苗法改正も将来的に海外のグローバル企業を利するだけのものではないかとの指摘があります。

種苗法しゅびょうほうをご存知でない方もいると思います。
種苗とは作物の種子のことです。
農家にとって種子は商売をするための大事な道具です。

種苗法はこの種子の知的財産権、つまり同じものをコピーされて販売されたりするのを防ぐために
種子の権利についてかかれた法律になります。

これは日本の農業、農家さんに主に関わりのある法律ですが
消費者である私たちの生活にも関わってくる可能性のある話です。

しんぶん赤旗 日曜版 2020年11月15日号では鈴木 宣弘さん 東京大学大学院教授(農業経済)が警鐘を鳴らしている。

海外に盗まれてしまったシャインマスカット
品種改良をされて有名な野菜や果物ってありますよね。
例えばシャインマスカット。
甘くて香りも豊かで私も大好きです。一房1500円くらいしますよね。
シャインマスカットは日本で開発されたぶどうです。

しかし韓国などで栽培されてアジア市場に輸出されています。
「種子が盗まれて外国で育てられて販売された被害」があるのです。
せっかく開発した日本の農家さんの権利が侵害されてしまったわけです。

この根本的な原因は開発者の日本政府が海外での品種登録を怠ったことにあります。

今、公共の種子や農家の営みを守ることから、企業が自由に利益を追求できる環境に変える流れが強まっています。
農家の自家増殖が制限されればいずれ農家は種子、農薬多国籍企業(アグリビジネス)から高価な種子を買わざるを得なくなりかねません。
種子、農薬多国籍企業は「種子を制するものは世界を制する」という言葉通り、種子を独占し、それを買わないと生産・消費ができないようにしてもうけることを行動原理にしています。

しんぶん赤旗 日曜版 2020年11月15日号

農家の権利を守るものだ、種子が流出するのを防ぐものだと耳障りが良く聞こえるが
種子を管理するアグリビジネスの多国籍企業に日本の公共の財産を売り渡す計画にも見える。
急ぐべき案ではない。もっと精査し、国会で議論すべきだ。
そして国民は、学者や法律家などの専門家、農家の声を聞きしっかり注視していくべき問題だと思う。

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