国際女性デー。格差の現実を見つめる。

2022年3月8日は国際女性デーです。
女性の地位向上についてしっかり考えていきたいですね。
この日にミモザを持つ女性が多いそうです。
イタリアでは男性から女性にミモザの花をプレゼントするんだとか。

特にこの日本という国で、女性はまるで平等のように扱われているけど
実際には2021年のジェンダーギャップは120位。
2020年は121位でした。
世界経済フォーラムが「ジェンダー・ギャップ指数2021」を公表 |内閣府男女共同参画局総務課

日本では特に「経済」と「政治」における順位が低くなっています。
「経済」の順位は156か国中117位(前回は115位)、「政治」の順位は156か国中147位(前回は144位)。

たしかに政治の世界では女性議員の数はとても少ないですね。
というか政治の世界にいる男性たちが女性議員に対しての扱いがひどいというか
男だけで決めたがるおっさんが実に多いなと思います。
女性議員に対する有権者のセクハラ・パワハラも多く政治家を志す人が傷ついています。
本当に根深い問題だと思います。

送りつけられた下着と脅迫文 「物言う女性」狙う風潮と闘った|朝日新聞デジタル

そして経済分野。
女性は男性よりも収入が低くなりがちで、そして非正規雇用に追いやられがちです。
管理職における女性の割合も低く、非正規職女性は男性の2倍。所得は低い。

120位の理由がわかるなぁ。というのと本当にこの大きな問題は改善されていくのか?と途方にくれそうになりますね。

選択的夫婦別性もまだ実現されていません。
結婚をすると女性は男性の姓に変え、面倒な銀行やたパスポートやらの面倒な手続きや負担を負わされます。

そして女性が自分で妊娠する時期を選び、望まない妊娠を防ぐために必要なピル。
このピルが高額で女性が自分の体のことを自分で決めることが難しくさせていることも事実だと思います。
欧州ではピルを保険適用されるのに変えてもらったら3ヶ月分で1.86ユーロ(約230円)ほどだそうです。
日本のピルは3500~12000円。
避妊に失敗した場合のアフターピルは価格はおよそ8000~25,000円(税込)前後で、薬剤名により価格が上下します。
アフターピルは性行為後72時間以内に服用しなければ効果が減ってしまうので緊急を要するのですが薬剤が非常に高いです。
女性にとって望まない妊娠を避けるための薬がこんなにも高額であることは、自分で自分の体や未来のことを決めることができないと思います。

ピルの値段・費用はどのくらい?種類や相場をもとに詳しく料金解説

“男女格差”日本は世界103位 去年から大幅ダウン

8日は女性の権利や地位向上を呼び掛ける「国際女性デー」ですが、経済的な権利を巡る男女格差についての調査で、日本は世界で103位と去年から大きく順位を下げました。
 国際女性デーの日に女性に贈られるミモザの花は近年、日本でも人気が高まっています。
 世界銀行が190の国と地域の職場や賃金、年金など8つの分野で男女格差を分析した調査で、日本は103位タイと去年の80位タイから大きく順位を下げました。
 日本は移動の自由や年金などでは格差がないということですが、職場での待遇や賃金などで低い評価でした。
 世界全体ではおよそ24億人の女性が男性よりも経済的に不利な状況にあるとしています。


とある大企業出身の男性が
日本の少子化を止めるためには女性の給料を安く据え置いておけばいい。と言った言葉を私はずっと覚えています。

これはつまり、日本の労働市場全体で、女性労働者の賃金を低くしておけば
自分より稼ぎの多い男性と結婚をすることで経済的負担を軽くするよう仕向けることができるね、という話です。

私はこのメッセージは日本の社会のことを決める政治家や企業のトップの男たちの本音だと思います。

腹が立ちませんか。

正攻法で目の前の仕事を男性の同僚と同じもしくは報われるために頑張ったとしても女性は評価されないことの方が多い。
仕事を頑張る気を削ぐかのように、女性たちの賃金は低く低く、抑えられているのです。
結婚をして家庭に入って旦那さんのために尽くすなら、経済的に楽になる、生活ができるよ。さっさと結婚しちゃいな。と言っているかのようですね。

男性が女性を輝かせてやる、という上から目線のお膳立て
「あれ?どうして?」引っかかりを大切に 鈴木保奈美のジェンダー論
「過去に『すべての女性が輝く社会づくり』を掲げた内閣がありました。『輝かせてやる』的な臭いを感じますよね。放っておいてくれたら私たち、勝手に輝くから!掲げた側はそもそも、女性の邪魔をしているという意識は持っていらっしゃらないんだと思います」

「このチャンスを頂いたので是非うかがいたいと思っていたのですが、朝日新聞はいつまでグラビアの写真を含めた週刊誌の広告を載せるのでしょうか。もちろん広告費の問題もあるのでしょうが、『明らかに女性を商品として扱っている』と気になっています」

「政治の世界で女性議員や閣僚が少ないのは、あれは何なんでしょうね……。どうすればいいんでしょう?」とため息をつく鈴木保奈美さんに、「鈴木さんが選挙に出られては?」とたずねた記者、最悪だな。
竹下郁子さんが「女子高校生に「日本から出て行くかあなたが政治家になって国を変えるか」と迫った人と変わらない。」とおっしゃっていたのですが
私もそう思いました。

「あなたが変えればいい」と背中を無理に押す無責任な傍観者
何か社会や政治や大きな問題があって、それを指摘した個人に対し
「それを問題だと思うあなた(だけ)が先陣きって旗を持って戦いこの問題を変えるべきだ」
と他人事スタンスで人の背中を無理に押す無責任な傍観者だと思う。

男性が考える「女性が働きやすい職場」にご用心。働く女性の実態調査2022

竹下さんが女性が直面する壁として挙げている
・労働過多または極端に少ない
・キャリアビジョンを描きにくい
・出世が難しい
・給与・待遇に差を感じる
・全く同じ仕事を全く同じように仕上げても、性別が分からない時に受ける評価と、性別が分かった後に受ける評価に雲泥の差がある

この点は私も企業で勤めるようになって痛感した。
また一度正社員の道から出てしまうと女性は契約社員・派遣社員・アルバイト/パート職の非正規職に追い込まれやすい。

これが実現される社会になってほしい。私たちがほしい社会だ。
わたしもちっぽけなりにメガホンを持って声をあげていきたい。


わたしたちは過渡期に生きていると思っている。
変化のためにたくさんろんなことが動く、反動が起きる時代。

母や祖母、もっと前の時代を生きる女性たちだって形は違えど「女性だから」受ける抑圧があったはずだ。
そして、私たちはそれを声をあげて叫び、自由や権利を求めて行動することで「わきまえろ!」と熾烈なバックラッシュを受ける。

正直苦しいし、声をあげてもすぐに自分のリアルな周りの世界が変わっていくわけではない。
それでもちょっとずつちょっとずつ、グラデーションのように変化していくのだと思う。

いつの日か、私たちが今訴え求めていることが「当たり前」になる世の中がきっと来る。
そういえばあの時こんなに叫んでいたね、苦しかったよね、あの時よりちょっとマシな世の中になったね。と話せるようになると信じたい。

しかし、私はその社会が来るのをのんびり待てない。
待っていたら私の人生は終わってしまう。
日本社会が変化を望むけど、待ってはいられないので、正攻法で報われないのなら人とは違うやり方で生きなければならない。

生存戦略・秘密基地では個人の人生をこの社会のいろいろに奪われないために模索していく。

社会の一員としてこの日本社会がよりマシになってほしいと願い、声をあげる。
そして私は個人の人生も誰かに奪われてしまわないように守り、幸せにする。
その両輪で進んでいけば、私は自分のことを嫌いにならずにいられると思っている。

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