デマが拡散される時代のファクトチェックの重要性

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私がインターネットに触れるようになったのは小学校4、5年生のころ。
長くSNSなどに触れてきました。

掲示板やサイトなど、一般人が自分で情報を発信できるようになり
本当なのか分からない情報も多く目に触れるようになりました。

情報化社会で感じるのはネットでも紙媒体・テレビなどのメディアでも
デマも言ったもの勝ち状態になっていないか?ということ。

デマとはデマゴギー(Demagogie)の略。 相手を中傷し、悪評を招くように流す、虚偽の情報。デマゴーグ。

デマゴーグ(独: Demagog、英: Demagogue)
刺激的な言説や詭弁(きべん)、虚偽情報の発信などにより、人々の意思や行動を発信者に都合のいい方向にあおり立てようとする者のこと、特にそのような政治家のこと。民衆扇動家。本来は、古代ギリシャの民主政治において民会の決議を左右する弁舌を振るった「民衆の指導者」のことを表す言葉だが、現代ではほとんどの場合、上記のような否定的な意味合いで用いられる。カリスマ的指導者のもとで行われやすい。近年ではインターネットの普及により、独善的な主張や虚偽情報などを拡散する一般人に対して使われることもある。

デマゴーグとは|コトバンク

先日、昼間の情報番組「ひるおび」でコメンテーターの八代弁護士が日本共産党が「暴力的な革命というのを、党の要綱として廃止してません」と言いました。
事実無根のデマであり、日本共産党は真っ向から否定するとともに正式な謝罪を求めました。
TBS「発言は誤りでした」共産党めぐる八代弁護士のひるおびでの見解に


要綱じゃなくて綱領だし、
そんな部分があるならどこに書いてあるのか示して持ってこいよと小池晃さん(日本共産党)。
(日本共産党ってマトモだなぁ…)

そんな発言をしてその場で訂正されないテレビ番組も終わってると思うのですが
例えばYoutubeなどでも歴史修正主義的な動画がたくさんあります。
公正なファクトチェックの組織がパトロールして是正していく必要があると思います。

ファクトチェックで大切なのは迅速さ・正確さである。

誰かが発したデマがファクトチェックも成されずものすごい早さで拡散されていく。
それによって被害を被る人が出てくる。
なるべく早くその拡散されたデマが間違いであると訂正されないと被る被害は拡大していく。


オーストラリア大使館もTwitterで自国に関するデマを否定している。
このデマの芽をきちんと否定し潰すことが大きな誤解を防ぐ小さくとも大切なことなのだと思う。
デマって拡散されて誤解した人が差別感情を抱いたり、負の感情を利用し扇動しカルト宗教なんかもできやすくなるので結構注意しなくちゃいけないと思うんですよね。

個々人のファクトチェック能力が底上げされる必要もある。
発される情報を鵜呑みにせず一度調べて「え、それ違くね?」と言える人が増えるだけでもボヤを防げるのだ。

情報って自分で取捨選択できるし「見たいものだけを見る」「自分が信じたいものだけ信じる」ことができますよね。
自分にとって都合のいい情報だけを信じるんじゃなく、それが事実なのかどうかをきちんと見極めることができるようにファクトチェックの技術を勉強していきたい。

個人のファクトチェック能力を高める

日本にもファクトチェック団体がある。
FIJ (フェクトチェック・イニシアティブ)誤情報に惑わされない社会へ

ファクトチェックの基本的な考え方|FIJ

(1) 事実と意見の区別
(2) 証拠に基づく検証
(3) ファクトチェック記事の3要素
 ー① 対象言説の特定・選択
 ー② 事実や証拠(エビデンス)の調査・明示
 ー③ 対象言説の真偽・正確性についての判定

これらを意識して情報に接するだけでもデマへの耐性がつきますよね。

国際ファクトチェックネットワーク(International Fact-Checking Network、IFCN)の儲けている国際的なガイドラインもあります。
ファクトチェック綱領(日本語)
最新の国際的なガイドライン(英語)

社会的ステータスが高い人だからとか、有名な人だからだとか、そういう影響力に左右されずにその人が言っている内容に対してファクトチェックの条件を照らして判断できるようになりたいですね。

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