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「求職者支援訓練」という授業料無料の職業訓練があります。
私も数年前に給付金をもらいながら通ってWEBデザインを学びました。
新しいことを学びたい方に是非知っておいてほしい制度です。
この記事の目次
求職者支援訓練とは。
求職者支援制度のご案内|厚生労働省
国のサイトってなんでこう分かりにくいんでしょうね。
- 失業手当をもらえない人必見 求職者支援制度って何?|転職Hacksfa-share-square-o
- 職業訓練とは?給付を受けながら無料で資格を取得できるって本当?受講できるコースや必要な手続きについてお伝えします|LITALICOfa-share-square-o
- 【雇用保険の基礎知識】加入条件は? 失業手当以外にもさまざまな給付が!|ジョブメドレーfa-share-square-o
こちらのサイトの方がわかりやすいです。
「求職者支援制度」とは、仕事を探している人の中でも失業手当をもらっていない人が、無料の職業訓練と月10万円の給付金をセットで受けられる制度です。ハロートレーニングとも呼ばれ、働いたことのない人や職歴にブランクのある人にとっても、非常に助かる仕組みになっています。
失業手当をもらえない人必見 求職者支援制度って何?|転職Hacksfa-share-square-o
管轄はハローワーク(職業安定所)
管轄はハローワーク(職業安定所)。
雇用保険で運営されている制度です。
会社を辞めて失業したら離職票を持って駆け込むあそこです!
私は受けたい訓練が「公共職業訓練」の対象ではなく「求職者支援訓練」のコースだったのでこちらを活用しました。
給付金については受講開始時は失業手当てをもらっていたので、失業保険の手当てをもらえる期間が終わったら求職者支援訓練の給付金に切り替えて受け取りました。
訓練期間中は毎月1回、ハロワに来所する
毎月ハローワークに来所して学んでいることや就職活動の状況について話します。
担当の職員さんついてくれて授業の内容や今後のキャリアビジョンについて聞かれます。
私の時は優しいおじさん職員さんが担当してくだいました。
来所日にハロワに行って授業で学んでいることや色々なことを話して
「なたりーさんは起業して自分で何かやってみるのも向いているように思います」と言ってもらえたりして
そういう後押しもあって自分でスモールビジネスとしてWEBサイト構築の仕事をやったりしたこともありました。
授業料は無料。テキストは自己負担。
授業料は基本無料です。
テキスト代は別途実費で払う必要があります。
私も授業で使用するデザイン系の本など購入してテキスト代は1万円前後になりました。
月10万円の給付金と交通費をもらいながら勉強ができる
ハローワーク経由で求職者支援訓練の給付金受給の申請をおこない、申請がおりると毎月給付金10万円+交通費を受け取れます。
給付金を申請するにはお金持ちではいけません。貧乏であることを証明しなければいけません。
給付金をもらうには所得や預貯金などの基準を設けていて、あまりに所得や預貯金が多いと申請をすることができません。
「給付金がほしいなら貧乏であることを証明せよ!」って感じですね。
貧乏証明!
私の当時のクラスメイトには給付金はもらわないで受講している方も多かったです。
講座もいろいろ
講座も色々あります。
職業訓練なので趣味のようなものではなく実際の仕事につながるような実務系の講座が多いです。
ご自身の通えるエリアでどんな講座があるか検索してみてください。
職業訓練検索 ページ 最下部へ 訓練検索・一覧fa-share-square-o
私が受けた求職者支援訓練 WEBデザイン・ディレクションコース
私はWEBデザイン・ディレクションコース(6ヶ月間)を受講していました。
新宿にあるWEBデザインの制作会社がやっている職業訓練コースで
実際に現職で活躍されている講師の方々から学びました。
Adobe Photoshop illustrator Dreamweaver
HTML、CSS、Wordpress、PHP、jQuery、動画制作
ポートフォリオサイトの作成
私は夜のコースで15時〜19時くらいまでの授業でした。
久々の学校みたいで楽しかったです。
授業も丁寧で入門から基礎・応用までちゃんとフォローがありました。
周りのクラスメイトも幅広い年齢層の方がいて
キャリアアップのためにWEBデザインを学びたいという前向きな方が多かったです。
前職の仕事をしているときから新しいことを学びたいから退職したら職業訓練(求職者支援訓練)をスムーズに受講できるよう計画的に準備していたというクラスメイトもいてすごいなと思いました。
私なんて退職してから制度の存在を知ってなんとなく楽しそう!仕事にしたい!という軽い気持ちで受講していましたから…
受講中もクラスメイトたちからたくさん刺激を受けました。今でも連絡を取り合っています。
働くようになってから「新しいことを学びたい!」「学び直したい!」と同じように思う人と出会えるって良いですよね。
今でも私が放送大学に入学して学んでいたり
同じように学ぶ人との出会いを嬉しく感じるのは支援訓練でのこの経験があったからだと思います。
倍率の高い訓練校を選んだ場合には面接とペーパーテストがある場合も
私が通った訓練校はWEBの制作会社が実践的なプログラムで教えてくれる人気のコースだったため、結構受講希望者が多くて入学の倍率が高く対面型の面接と簡単なペーパーテストを受けました。
ペーパーテストではWEB関連の基礎的なことを聞かれたり(インターネットブラウザの種類、ショートカットキーなど)
面接では訓練受講後の就職のビジョンなども聞かれました。
雇用保険で運営されている制度なので
ハローワーク側も訓練校側も訓練生が訓練を受けた後に再就職してもらい、社会保険に加入して雇用保険を払ってくれることを望んでいるわけですね。
ただ訓練を受けて「就職するつもりはありません」という態度が見えて透けると、就職する意欲が足りないと受け取られ合格しない可能性があります。
訓練受講期間中もアルバイトでお金を得ても良い(上限あり)
訓練を受けている期間中もアルバイトで働いてお金を得ても大丈夫です(上限8万円)
私は当時、訓練は夜間コースを受けていたので昼間は中古のレコード買取会社で買取や検品・出品などのアルバイトをしていました。
職業訓練でWEBデザインを学んでいることを話したらその会社の社長がWEB担当の役割を振ってくれて
WEBサイト制作会社とのやり取りなども行い良い経験になりました。
履歴書・職歴書の書き方面接の練習、ポートフォリオ作成のアドバイスなど再就職のためのフォローもある
訓練校には就職に関するアドバイザーの方がいて、就職活動に役立つ情報や求人票の見方や履歴書、職歴書、面接の練習、ポートフォリオ作成のアドバイスなどももらえました。
再就職のためのフォローは就職活動に慣れてない人にとってはとても役立つものだと思います。
求職者支援訓練は新しいことを学んでスキルアップして就職・転職したい方におすすめの制度です。
学んだことはブログ運営やそのほか色々な場面で役立っています。通って良かった!と思います。