【非正規労働者の小さな抵抗 前編】我々には殴り返さなければならぬときが、ある。

ども。なたりーです。

MacBook AirにいろんなAdobeソフトを入れていたのだけど容量が限界になってきた。

MacBook Airは直観で操作しやすいのでブログを書くときはいつもMACで感情のままにキーをタイプできて、Adobeのソフト(Photoshop/illustrator/Lightroom/PremireProも無理くり使ったりしてたので)ここ数年はずっとすべての作業をMacBook Airでおこなってました。
容量が限界ということで、画像編集だけスペックの良いwindowsのPCに切り替えて使うのも面倒なので…これからはWindowsのノートPCで作業。

新しいPC新調するまでは頑張ろう…

円安の影響と上がらぬ賃金、日本の庶民はApple製品に手を出しづらくなってきましたね。
次はMOUSEマウスのPCにしてみようかな、なんて考えています。

最近肥満が加速してそろそろ運動しないとマズいぞ。
歩くことから始めよう。と思い、夜にウォーキングをしています。

少し離れたホームセンターまで歩いて苗とか植物を眺めて、コンビニで缶の角ハイボールを買って飲みながら帰ってくるというコース。

痩せる気があるのか分からないけど、外に出て歩くことが大事!と思ってやっています。

先日、コンビニで会計をしてくれた店員のお嬢さんに突然
「あの、それフェードですか?」と聞かれた。

ん?フェード???

フェードってなんすか?とポカーンとしていたら
後頭部のあたりを指さして「フェードです」って言うので
それが私の刈り上げのことを指していることに気付く。

刈り上げのことフェードって言うのか。知らんかった。。

お似合いですよ。と言われた。
バリカンでやったの、お姉さんもきっと似合うよ~~ありがとう~と伝えて店を出た。

お店の人とこういうスモールトークするのも久々。
しかもクレームみたいなネガティブな会話じゃなくて他愛ないけどお互いが気持ちよく過ごせるような会話なのが良い。

公園で少し夜風にあたりながら飲むお酒が美味しい。
外で飲むお酒っておいしいね~。

コロナ禍で超厳戒引きこもり状態だったのだけど2年も続けていたら気が滅入ってしまいました。
なんとか人がいない時間帯を選んで外に出るようにしています。
本当はどこかダンスのスタジオに行ってレッスン受けたりイベントに行って体動かしたいけど、まだまだ先の話っぽい。

今回は非正規労働の話をしようと思う。

私は非正規労働者(アルバイト/パートタイム雇用)である。
2015年あたりからはもっぱら非正規雇用(契約・派遣・パートアルバイト)で働いている。

2020年にコロナに突入前は派遣スタッフとしてホテルに住み込みで働くリゾートバイトでハードな仕事ではあったが日本国内を旅をするように働いていた。

コロナ禍に突入し、国内のウイルス感染拡大や予約数の減少により「ホテル業界は不安定になるな」と察知して早々に実家に戻ってきた。
その後のGo toキャンペーンやオリンピック、政府の愚策で感染者数の増減の繰り返しなどの振り回され様を見ても正しい判断だったと思う。

1~2年くらいでウイルスの抑え込みもうまくいくかなと希望的観測で考えて、実家近くのスーパーの青果部門に潜伏し毎日野菜や果物をカットして過ごしていた。

コロナウイルスの感染拡大でなるべく不特定多数の人と接する仕事を避けたかったので、スーパーの売り場には出ず奥の作業場でただひたすら野菜をカットする仕事はちょうど良かった。

スーパーで一緒に働いていたおばちゃんの話
スーパーでは、主婦やパートのおばちゃんたちをこき使って回して成り立っている。

私がホテルで派遣で働いていたときの過酷さとはまた違った苦しさ生きづらさが存在している。
高齢で専業主婦だった方は年齢とキャリアの少なさからよそでは雇用されにくいのもあり「このスーパー以外で働ける場所がないだろ」と足元見られてこき使われている、、というケースを見かけた。

どこも搾取で成り立ってるんだ。クソみたいな社会だなと。

私は通勤で公共交通機関(電車・バス)も利用したくなかったので自転車でさくっとスーパーに行って働いて帰る生活を繰り返し国内のウイルスの感染状況が改善するのを待っていた。
しかし半年経っても状況はまったく良くならない。時間だけが過ぎていく。

「食べ物も好きだけどこのまま野菜と果物カットずっとやるの?」と自分の仕事のキャリアについても考えることがあった。

野菜や果物を加工したりするのは楽しかったし、接客するのも好きだった。

時給は最低賃金クラスだがいろんなことができるようになって良い経験だった。
(出刃包丁で白菜の加工とか、ギロチンのようなカット台でかぼちゃの加工とか、カットフルーツの加工もできるようになって包丁の扱いが上手くなった気がする)

でももっと時給が高くて、頭脳労働と掛け合わせたことがしたいなとも思っていた。

コロナウイルスの問題が短期間で収束すると考えてスーパー短期間働いてやり過ごそうと思ったのだけど問題が長引きそうなのと
自分の能力を違うことで活かして働きたいと思ったのだ。

ホテル業に従事する前はWEBデザインやECサイトの運営をしていた。
WEBの事務職、みたいな感じ。

職業訓練(求職者支援訓練)で学んだことやこれまで働いたところでわりと慣れていたのもあって基礎知識もあったのと、ブランクはあるけど業界自体がまだ私が働いていたときの知識と技術がまだ通用しそうだったのでEC業界に復帰することにした。

コロナパンデミックでホテル業を続けることは難しくなったけど、予期せぬところで昔の自分の頑張りに救われたと思う。
頑張って学んだこと、努力していたことは無駄じゃなかったんだな。

憧れて入社した企業に突然雇い止めにされてショックだったのに「ちくしょう、もっとできることを増やすんだ!」ともがいて手探りでWEBの技術を学んだ20代昔の私、ありがとうね。と思う。

幸い、ECサイト運営の仕事やWEB系の仕事は結構あって商材や販売ルートなども異なる求人をいろいろ選べた。
中古品のオークションメインでやっているところとか、薄利多売で複数店舗を展開してネクストエンジン使ってやっているところとか。

EC業界に復帰してこの一年、バイトを掛け持ちしていろいろな商売を見て現在のEC業界はこんな感じになっているのか~と感覚をチューニングしたような気分。

2020―2021年までの労働者としての私はこんな感じでした。

世の中の搾取と弱い労働者の立場について話そう。

最近よく感じるのだけど「すぐ相手を搾取しようとしてくる人」に出会う。

相手が思ったより能力があり優秀だと分かると、対価もよこさずにあれもこれもやらせようとしてくる雇用主や役職を持った人間によく出会う。

例えば業務内容がAと決まっていてAの仕事のために雇われているのに
私がB・Cのこともできると知ると追加でBもCもと仕事を依頼してくるような雇用主に会う。

B・Cの仕事もできるよ。
でも元々Aの仕事のために雇われて、Aの仕事は落ち度なくやっているのに
追加されたB・Cの仕事も手当や昇給なしにやってもらおうと思っちゃってんの?とその傲慢さに反吐が出そうになるのだ。

私は時給1,200円で使い放題の奴隷ではないのだ。

この時給1200円は最低賃金より高いとはいえ、自分の職種では素人の値段だと思っている。
いろいろやらせるくせにこの値段はありえんわ。

労働8時間って人間らしい生活ができないと思う
以前書いた記事だが、日本の仕事はジョブディスクリプション(あなたの仕事はコレですよと明示したもの)を取り交わす欧米とは異なる。
欧米では取り交わしたジョブディスクリプション以外のことをする必要はない。

日本は仕事内容を細かく明示しない。
細かく取り決めをしないために「あれもこれも指示したらやってね~」という召使いのような扱いを受けやすい。

企業に雇われたら「何でも屋」にならなければない。NOと言えない。

総合職採用なんかは企業に言われたら転勤だって人事異動だって拒否権もなく従わなければならない、何でも屋の最たるものですよね。

非正規職に関してもうっすら「会社に雇われてるんだから指示されたら断らず何でもやるのがルール」というものを押し付けられているように感じます。

そして様々な配慮・気配りを要求し仕事量が自然とかさんでいく。
やることや気にすべきことが増え求められるハードルがどんどん高くなるのに、昇給もなく、すれらすべてを時給1200円ぽっきりで滞りなく行えというのだ。

能力が高く・気を遣えてしまう人は、そういう搾取のターゲットにされやすいと思う。報われねえ…

「私の仕事はここからここまで。それ以上のことは昇給しないとやりません」と容赦なく切り捨てることが全労働者に必要なのではないか。
喜んであれもこれもと気を利かせ、報われない奉仕なんてしてやる必要なんてない。

昔ホテルに派遣で働いていたときの話。
キリの良いところまで仕事をしてちゃんとタイムカードを切ってお給料をもらいたいのに
人件費削減で現場の管理職から「もう退勤して!タイムカード切って!」と仕事の途中で言われることがあった。

一緒に働いていた中国人のパートの女性が「ちゃんと仕事してるんだからお金くれればいいのに、ケチなんですよね」と言い
そしてまた仕事中にタイムカード切って!と指示されたとき、持ってたホウキをバーン!!と投げて「はい終わり。これ以上何かする必要はないです」と言い放って帰ったのはカッコよかった。。まじしびれた…
労働者とはかくあるべき、と思いました。
自分を大事にしてくれない場所で、無理して何かしてあげる必要なんてないんだなって。

やりがい搾取や労働搾取にあったことなど、過去のいろんなことを思い出しつつ、いろいろなストレスが蓄積したのもあったので
先日、とうとう戦った。

非正規労働者が、雇用主(もしくは上長)に噛みつくのはとても勇気のいる行為だ。
それはもともと低いところにある自分の立場が大きく揺らぎ、マイナスの影響を伴うからだ。プラスはほぼないと思う。

上にたてつくことでさらに立場が弱くなり、居心地が悪くなって退職せざるを得なくなり、食い扶持を失う可能性もある。

だから弱い立場の非正規労働者は文句や不満があっても皆、口をつぐむのだ。
我慢し、耐えるのだ。

気にしないふりをして、文句も言わず、抵抗せず、従う、考えることをやめる。

でもなぜ私は抵抗しようと思い、行動したのか。
プラスの影響なんてほぼもたらさないような、組織での自分の立場をさらに弱くさせるような行為をなぜするのか。

おそらく私は自信があったからだと思う。

「私、実力があるのでこの会社じゃなくてもやっていけるので無理してここにいる必要ないんですよね。だから正当な評価をしてくれないならよそに行きますよ」という自信だ。

これは過去いろいろな経験をして、ある程度他社も見て自分のスキルや知識は素人ではないということを客観的に評価できていることがある。

もし他社の実情を知らず今の一社だけで働いていたら比較対象がなく自分が搾取されている、不当な評価をされているとも気づかないだろう。

そしてもう抑圧に屈したくない。という気持ちが強くなったことだと思う。
搾取したいという悪意(無自覚であっても)に対して、もう服従したくないと思う。

私は自分のことをちゃんと守ってやりたいのだ。
自分で自分を大切に扱うことは、周囲との接し方にも影響すると思う。

相手がへらへらしながら搾取しようと手をのばしてくるのを「なめんなよ。馬鹿にすんなよ。さわるんじゃねえ。」とはたき落とすことも時には重要なのだ。
媚びへつらってあれもこれも喜んでやってやる必要なんてない。

「私には他でも通用するからこの職場での仕事を失ってもいいと思っている」「なめんなよ」という気持ちと平気な顔をして私を搾取しようとする目の前のこいつが許せないという気持ちがあった。

おそらくこいつは私以外の誰かにも同じように接して搾取しようとするだろうから、一度噛みつかれる痛みを覚えさせた方がいいと考えたのだ。

「そうやって調子に乗っているとあなたが見下してかかっている相手から殴り返されることもあるからね」というメッセージ。

企業という組織のなかではおそらく一瞬でひねりつぶされて終わりであろう小さな抵抗ではある。

組織の権力を後ろ盾にして踏ん反り返る、己もいち労働者にしか過ぎないこの小物のような男になめられて終わりたくない、という弱い者の意地である。

この抗いの結果は労働社会での非正規労働者の立場が向上するための契機にもならないが
私という個人の人生においては「自分を守るために立ち上がり、やられっぱなしでは終わらないぞと闘った事実」は何よりも大きい戦果である。

尊厳や誇りを傷つけずに済み、踏みにじられてもやり返さなかったことを後悔して我慢しながら過ごすより、ちゃんと殴り返した自分をほめてやりたいと思った。

ということで、新しい仕事を探しながら過ごしている。
調子に乗って人を搾取しようとしてくるところで働き続けても消耗して終わるので。

人を大事にする気のないところで求められていること以上のことをして頑張る必要などないのだ。

さて、世の中にサブスクリプションサービスが広まってしまい資本家・雇用主も「労働者も使い放題で働かせたい」みたいな感覚があるように思う。

誰かがつくった商品やサービス、そして人の労働力への価値に値段をつけ、対価を個別に払うことの意味が薄れてしまっている。
先日、とある歌手がサブスクリプションサービスをつくった人は地獄に落ちてほしいという内容のツイートをしていた。

はっとする。
いちサービスの使用者としてはいろんなことを楽しめ便利だと感じているサービスが
その源泉である大事な文化的コンテンツを生み出す人を苦しめているという事実を忘れていた。
プラットフォーム側が利益をアーティストに喜ばれる割合で還元していないのだ。
サードパーティーを利用して様々なアーティストの楽曲を楽しんでいるが
大好きなアーティストの曲はちゃんと個別に購入して応援しなければと強く思った。

人々の「あれもこれも込み込みプランで楽しみ尽くせてお得に過ごしたい!」というような感覚は雇用者・被雇用者(労働者)のような賃金が発生する関係にも出始めている。

導入されつつある高度プロフェッショナル制度なんかも「優秀な労働者使い放題プラン」みたいなものだろう。

残業代および深夜手当がつかないということもデメリットです。 高度プロフェッショナル制度は労働基準法の適用外となるため、残業手当や深夜手当の支給義務が発生しません。 そのため、成果・業績に見合わない長時間労働が発生したとしても、賃金は保証されません。

高度プロフェッショナル制度とは|メリットとデメリットを併せて紹介

役職がついたり弁護士やコンサルなど高度な業務を行うような労働者を残業代なしで年俸制で使い放題。こわいね。

こういうことがまかりとおると高度な技術を持たない労働者にも影響があると思います。

「労働者のサブスク」みたいな労働者をモノのようにこき使うことがまかり通るようなシステムがでてきそう。

「自由な働き方」「稼げる!」「あなたたちにもこんなにメリットがある!」と、耳障りのいい言葉で私たちの生活に忍び寄ってくるだろう。

株主・資本家・雇用主側の負担を減らし、彼らがますます富を増やし、弱い立場の労働者を搾取し続けるためのシステムが構築されていく。

それは自分たちの首を絞めるものなのに、労働者は事実を知らずにそれを歓迎するようになるのだ。

「いき過ぎた資本主義」が人をモノのように扱うことに拍車をかけているように思う。
利益を出すためならコストカットも搾取も当たり前で、止まれなくなるのよね。
自然環境を破壊しても、労働者が困窮してもそれで利益が出て自分たちが潤うなら構わないと。
満足することなんてなくて、だからさらに弱い人やよその国から奪うことを考えてしまうのね。
そういう欲望の行きつく先はどこなんだろうね。。

私に今できることは搾取の構造を理解し、少しでも自分が奪われないようにすることかな。
あと加担しないこと。誰かを搾取したり、大事なものを奪いたくないし。

労働者は資本家側の思惑を察知し、彼らの行動を疑い、批判していくことが重要になる。
労働者側に立ってたたかってくれる労働組合や労働法に強い弁護士さんの知恵を借りてワークルールや労働法のリテラシーを高めていこう。

何かあったときのお守りがわりに。労働問題の相談先めも

株主・資本家・雇用主はわたしたち労働者が知恵をつけることが何より怖いのだから。


秋になると椿屋四重奏つばきやしじゅうそうの曲を聴きたくなります。

「red blues」いいすね。。

"口先ばかりで知ったような 顔したあいつらは嘘だらけ 指図など受けない
気やすく触るなよ 俺が辿り着いた答えに 傷ひとつつけるなよ
孤独に戯れて 何も変わらない白黒の 砂利道に風が吹く"

あで~~~~
しぶ~~~~

まだまだ私はコンクリートジャングルの片隅で必死こいて生きてます。
苦しいことはあるけど、昔ほど弱くないと思う。
キッと明日を睨んで、強く踏みしめて歩かねば。

どこかで私と同じようにもがき葛藤する同志に届くといいな。

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