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この記事の目次
日本の社会での労働賃金はどんどん下がっていくことを知ろう。
日本の平均給与は1995年より下回っている。1990年代よりも下なのである。これが日本経済の実態である。
日本のローカルで働く選択肢しかない自分でいるとずるずる低賃金の道を選ぶしかなくなってしまう。
消費税はどんどん上がって物価も上がっていっています。
それなのに賃金は据え置き、微々たる昇給しかない。
そうなると、貧しくなるのは当然ですよね。
お財布から出るものばかりが多くて、入ってくるものが少ないんですから。
学生を借金漬けにして社会に放り出す仕組み、日本の奨学金制度(という名の学生ローン)
日本の奨学金(日本学生支援機構)は奨学金という名の学生ローン。借金です。
借金をした状態で学校を卒業して、働かざるをえない状況にさせる酷な国なんですね。
しかも大学を出たとしてもその年の状況によってはちゃんと会社に就職できるかどうかも分からない。
日本の大学を出て日本の企業に就職をして、上がりにくい賃金で生活がよくなる可能性がすくない。
日本の大学を出ることのメリットってあまりなくなっていると思います。
私もすでに大学を卒業して、就職をしましたがつまづいて非正規職の仕事をしています。
結局一度つまづくと正規職への道へは戻りにくく、弱者になりやすいと思います。
だから重労働でも、安い賃金でも文句が言えなくなる。
どんどん仕事を選べない立場になっていく。
これが現実です。
理不尽で、搾取をされても当たり前の
日本企業で"しか"働けない自分を変えよう。
足元を見られて弱い立場でいるのを変えるためにどうすれば良いのかを考えよう。
女性は会社で要職につけない現実
日本の女性は管理職につきにくい現実があります。
そもそも就職する際に
「どうせ就職してもいずれ結婚・出産して辞めるだろう」
と採用側に思われ
責任あるポジションや昇進のための教育の機会を男性ほどには用意してもらえません。
そのような人事配置でやる気をそがれてチャレンジすることを諦める女性も多いのではないでしょうか。
この段階で
- 日本の企業で働いても賃金は上がらない
- 女性は管理職になることが難しく昇進・昇給が男性ほどには見込めない
ということが分かります。
そう考えると日本企業に勤めることは低賃金から抜け出すことはできない。ということが分かりますね。
たとえ企業に勤めても管理職のポジションに就くことが難しい。
そう考えると
- 海外の企業でグローバル水準の賃金で働くこと
- 日本で働くなら企業に勤めるのではなく個人のスキルが評価されて正当な賃金がもらえる、昇給が見込める職に就く
こちらの選択の方がより収入が増えてより豊かな生活が送れるのではないでしょうか。
自分の人生が100年あるとしたら、変わるために今動くのも悪くない。
人生100年として、70才くらいまでは仕事をすると考えたら
どのような仕事をして、どれくらいの収入を得て、どんな生活をしたいか。
それらをイメージしたとき、実現できる方法は何があるでしょうか。
この社会の現実を理解した上でどのような戦略を立てていくのかを考えていきたいですね。
日本の社会を俯瞰するのにおすすめの本
早稲田大学でも教えている
データや図を用いながら非常に読みやすく日本の社会の仕組みについて説明されています。
会社で働くってどういうこと?
がんばって働いているのに全然生活がよくならないのはどうして?
そういう疑問を感じ始めた方におすすめの本です。
日本人賃金の身分を脱してグローバル賃金を手に入れるための地図
白川寧々さん(fa-twitter@Ning_squared)の「ねねみそ国外逃亡塾」で同じような内容がチェックできます。
白川寧々 国外逃亡塾|ENGLISH JOURNALfa-share-square-o
白川寧々チャンネル|Youtubefa-share-square-o
〇〇×英語で世界が大きく広がり、収入も高くなる。
一つの選択ですよね。
外国と日本を比較することで見えてくるものがある
日本だけで暮らしていると日本での生活様式や文化がスタンダードと思いがちです。
しかし、非常に大事なのはもっと離れたところで他国と日本を比べてみることだと思います。
法律、社会のあり方、民主主義、人々の暮らし…
それらを比較して見えてくる日本の姿と向き合うことが今を生きる人々に必要だと思います。
たとえば先ほどのジェンダーギャップのランキング2020について、日本は121位でした。
ちなみに120位前後の国はムスリム圏や紛争の国がランクインしています。
また、東アジアのグループの中での日本を見てみると最下位に近いのです。
先進国とは思えないほどの順位なのです。
ただ日本に暮らしていたら「これが当たり前なのだ」と思うことが
他国や国際的に見ると当たり前ではないことがあるのです。
これは自国のことだけを見ていたら気づかないことだと思います。比較対象がないのですから。
比較する対象があってはじめて自国の姿形、程度について気付けるのだと思います。
他国の社会情勢について詳しい元東京外国語大学准教授(国際関係学博士)の舩田クラーセンさやかさん(fa-twitter@sayakafc)が情報発信している世界や他国の情報は非常に有益です。フォローを推奨します。
■舩田クラーセンさやかさんのブログ
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