【マイクロ農業】畑をやることにしたよ。

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こんにちは。なたりーです。

2022年の春に専門学校に入学して昼仕事+夜授業の週6の生活にも慣れてきました。
やっと後期の座学の試験を終えたところです。
一息ついて実技や実習とかいろいろあるので頑張らねば。

母がとうとう年金受給をするのですが
受給のために制度について窓口に連絡したり担当の人の言うことがバラバラで振り回されて大変憤ってました。
ま、でもなんとか無事に申請できたようで良かった。

年金受給をしながら働く場合、労働時間・給与収入を上限を超えてしまうと受給できる年金額から引かれてしまうそうです。

物価も上がって年金だけじゃ足りないから外で働こうとしているのに、少し多く労働したら「あんたまだまだ働けるくらい元気なら渡すお金少なくてええよな」とおせっかいに減らされる。変なの。
それなら生活するのに十分な額の年金を渡してやれよ!と思います。

この記事の目次

トカイナカ生活でマイクロ農業

母の年金のことを調べていたらテレビでよく見る経済評論家の森永卓郎さんの本が目に入りました。

『森永卓郎の「マイクロ農業」のすすめ: 都会を飛びだし、「自産自消」で豊かに暮らす』

おお、良いテーマ。

森永さんは埼玉県の郊外で畑を借りて農業をしているそうです。
お仕事で都内への通勤もある人が都会からも遠すぎないところが最適。
都会から少し離れた田舎「トカイナカ」でのマイクロ農業を推奨しています。

自分の食べるものを自分で作ってみることで、足腰も鍛えられます。
年収200万円時代に豊かに暮らすために「トカイナカ生活」を始めよう。

本書では資本主義の格差社会についても触れられていて、大多数が貧困層で占められる経済社会のなかでどうやって自分の心身に支障きたさないで元気に豊かに生活するかと語られています。

読んでいて森永さんのお考えとしてお金をたくさん稼ぐこと、賃金の高い仕事に就くために競争を勝ち抜くことをやめようよ、と言いたいのだろうなと思いました。
限られたイスの取り合いだし、そのイスを勝ち取るためにみんな心身ボロボロに削りながら息も絶え絶えになっているわけだし。

世の中の自己啓発本やハウツー本は「ああしてこうすればうまくいく、成功する!」「自分の年収上げてなんぼでしょ!」と効率的に合理的に選択や行動をすることをゴリゴリ勧めてくるわけです。

お金をたくさん稼げば、ステータスが上がる物を所有すれば、本当に自分は満たされるのだろうか、幸せになれるのだろうか、を立ち止まって考えた方がいいんじゃないかとやっと最近思えるようになってきました。

世の中は頭の良い広告マンがたくさんいて「ほらみんなあれを持ってるよあなたも持たないと」「こうしてないと仲間外れだよ」とスタンダードを作りだしてあの手この手でみんなに何かを買わせたり、価値観を変えるよう誘導したり言わせたりするわけですよね。
それは依頼主の企業が宣伝広告費をかえて自社の商品をみんなに買わせたいと思っているから行われることで。資本主義なわけです。
その企業は株主がいて、株主を儲からせるために利益を上げようとする。株主資本主義なわけです。

そろそろそういう私たちを誘導してきたものに惑わされずに、自分が感じる幸せについて、もっと本質的なものを求めていきたい。

自分で野菜や食べ物をつくる、ということから少しずつ資本主義から離れていけるのではないかなと思ったりします。

森永卓郎の「マイクロ農業」のすすめ 都会を飛びだし、「自産自消」で豊かに暮らす / 森永卓郎(著)

さて、コンクルリートジャングルな都内に通うには便利な川崎・武蔵小杉から横浜のちょい田舎に少しずつ移動した我が家。

野菜や果物を育てたくてプランターや鉢をわんさかおいて今や我が家のベランダがジャングル状態です。

プランターや鉢で植物を育てるのも楽しいのですが畑で土を触って、自分たちが食べる分の野菜をつくりたいなと思っていました。

年始は森永卓郎さんのマイクロ農業の本を読みつつ試験勉強の息抜きに「うちの家の近くに貸農園なんてあったりしないかな~」と思って調べてみたら
なんとなんと、募集しているところがありました。

そんなに面積は広くないし、日陰のところなのです(だから空きが出たんでしょうね)

実際に見学してみました。

区画が分かれています。みなさん思い思いにお野菜を育てています。


ここが募集された区画。
今は冬なので木の葉がありませんが、暖かくなると繁って影ができるのでしょう。

でもこじんまりしていて初めてにはちょうどいいかもしれません。
家から通える範囲だし、初めての畑だから気張らず陰性で育つ野菜やイモなどお世話が簡単なものを育てればいいかと思い申し込むことにしました。

日陰だって大丈夫‼︎家庭菜園やベランダ菜園の日陰でも育てられる野菜
日陰でも育つ野菜は?家庭菜園が北側の庭や畑で出来る!

貸農園の申し込みにかかった費用

土地利用代  20,000円/年
水道利用代    500円/年
初回申込手数料 5,000円
----------------------
合計26,000円

26,000円で借りることができました。
貸農園を管理している不動産屋さんも穏やかで「ここは日陰になるので、前に利用した方は夏野菜を育てたいと思って借りたみたいなんですが思ったように育たなかったため解約されました。もし育てるなら陰性でも育つようなミョウガなどが良いかもしれません」とちゃんと事前に教えてくれたのも良かったです。

首都圏だと「シェア畑」で道具も貸し出ししてくれるので手ぶらでいけるし、菜園アドバイザーさんがアドバイスしてくれるそうです。


私が借りる貸農園は基本的になんのヘルプもなく自分でやるスタイルです。
だからこそこの安さだし、いろいろ自分で調べながら試行錯誤するのも楽しくていいかなと思います。

ホームセンターで道具をそろえて土づくりからはじめます。
母もやる気なので嬉しい。

畑を借りるのがハードルが高い場合には農家さんのお手伝いをする援農ボランティアもある

自分で畑を借りて育ててみるのも楽しいけどプロの農家さんをお手伝いする「援農ボランティア」も農業を始めてみたい方にとって良い選択かと思います。

東京都
とうきょう援農ボランティア

神奈川県
就農支援等:市町村情報|神奈川県

activo 国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの募集サイトです。
日本全国からNPOやボランティア団体を探すことができます。
かなりいろんな団体を知ることができますが、SDGsゴリ押しだったり、カルト宗教の勧誘に引き込まれそうなところもありそうなので注意して探した方が良いかもしれません。
そう考えると、地方自治体で紹介しているところの方がキラキラした感じや商売気は少ないけどまだ安心して参加できそうな気がします。

和歌山県で援農シェアハウスを運営されているあんこさん(@Bq2KVrr7j6BneUi)がTwitterで援農ボランティアの募集を頻繁にしているのをチェックしては「い、いきたい…!」と思っています。
学校を卒業したらぜひ参加してみたいです。

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