生理用品が買えないほどに困窮している人がいる現実。

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止まることを知らない我が国の消費税増税。
3%→5%→8%→10%とどんどん増税が進んでいきます。

消費税の歴史と創設の背景

なたりー
消費税が上がっているのに社会保障が全然増えないとか、法人税が下げられて大企業がウハウハ…というのは一度置いておきましょう。

生理用品が購入できないほどの貧困状態にある人がいる

経済的に困窮して生理用品を買うお金がなため、生理期間中に外出ができない人がいる。
それを「生理貧困」というらしい。

食べるものを我慢して生理用品を購入する。
2020年始めから日本でも新型コロナウイルスによるパンデミックが起こり
失業や減収による生活困窮者が増えました。

また、このコロナ危機は非正規職の女性に従事する女性を直撃している。
生理品を購入することをためらうほどに経済的に困窮している現実がここにある。

私がボランティア活動をしているフードバンクは食糧支援をしているNPOだが
女性の利用者の方に対して生理用品も提供している。

社会でなかなか語られない女性の生理の話

考えてみると社会で女性の月経、生理はあまり語られないことのように思う。

私も母以外の大人から生理の話をされたのは
小学校高学年の時にの授業で女子生徒だけを集めて

「女性の体には月経というものがあるのです。」
「毎月1週間程度股から血が出る。あなたたちにもこれから初潮がきます。」
「ナプキンをショーツに貼って吸収させ、使い終わったものはくるんでトイレの汚物入れに入れてください。」
ってな説明で終わりました。

女性の体は、閉経を迎えるまで毎月生理がくるのでナプキン・タンポンなどの生理用品を買う必要がある。
私もドラッグストアで安い時に夜用・昼用を大量に購入する。

ナプキンがなければ血で下着が汚れてしまう。
生理中はナプキンから血がもれだしてショーツや履いてるジーンズやスカートに血がつかないかとヒヤヒヤし仕事どころじゃない。

生理用品が買えない、というのはかなり経済的に差し迫っている状況だと思う。

成人女性が生理用品が買えない。買うほどの余裕がないというのは生活に困窮している場合が多いと思う。

未成年、未成熟の子どもが生理用品が買えない・使えないというケースはどのような理由があるのだろうか。

親や保護をする義務のある大人が子どもに十分な生理用品を買い与えないケースもあるだろうか。

親が生活に困窮しているケースもあるだろう。
そしてもう一つ考えられるのは親が生理用品を購入できる経済的余裕、能力があるにもかかわらず子に買い与えないケースもあるだろうか。

「まだ子どものくせにマセてる」
「そんなものは必要ない」
「お前にそんなお金はかけられない」

と勝手に判断し与えない場合もあるだろうか。
これは虐待、ネグレクトに近いだろう。

そんなことを言われ生理用品を手に入れることができない子どもはどうするだろうか。
自分の周りにあるものでなんとか代用するだろう。トイレットペーパー、キッチンペーパー…

私は家にはストックがあるのに手持ちで生理用ナプキンがないときに生理が来てしまったら
トイレットペーパーなどで代用したこともありますが
トイレットペーパーだとあっという間に吸い込んじゃってショーツも血だらけになっちゃうんですよね。

トイレに生理用品を買えるスタンドがあってその場で1枚だけ購入できると便利ですよね。
オーストラリアのバーやレストランではなんかではよく見ましたが日本ではあまり見かけないかな…。

生理用品 一覧 | Amazon.co.jp
Amazonで調べてみたら夜用ナプキンだと1パック10枚入って360円くらいからでしょうか。
ドラッグストアだと2パックで300円くらいで売っていたりするよね。
血量は人によってばらつきがあるけど、私自身は毎月約1週間の生理で1パックは消費する。

少なくとも私は年間3,600円は生理用品にお金を使っているわけだ。
でもこれは出血量が少ないケースである。

閉経は平均して50歳頃といわれている。

私は30歳になったのであと20年間、毎月生理を迎えるこの体のために72,000円はナプキンを購入するために費やす。

なたりー
うわぁ、このお金を投資したら複利でいくらに増えるだろうか。。。

無料配布にしてほしいくらいだ。
スコットランドでは生理用品を無料で提供する法律ができた。
生理の貧困(Period Poverty)とは・意味
スコットランド、生理用品を無料で提供へ。「生理の貧困」をなくすための画期的な法律

日本でも、無料提供かせめて軽減税率の対象にしてほしい。

日本の学生たちが生理用品を消費税軽減の対象にすることを求める署名運動をしている。
「パンか生理用品か」消費税軽減、学生呼びかけ署名3万

生理用品を軽減税率の対象に――。東京都内の大学生、谷口歩実さん(22)が、ナプキンやタンポンといった生理用品の消費税を8%にすることを求め、インターネットの署名サイト「Change.org」で署名を呼びかけている。「生理用品は、子宮を持つ人が安心し、日常生活を送るための必需品。みんなで声を上げて社会を変えたい」。賛同者はすでに3万人を超えたという。

「パンか生理用品か」消費税軽減、学生呼びかけ署名3万

日々の生活に必要な食料品などが軽減税率の対象なのに生理用品が軽減税率の対象にならないの、おかしいよね。
【図解】軽減税率って何?いつから?対象品目は?わかりやすく解説

生理用品を軽減税率対象にしてください Change.org

私も署名した。

  • 学校では生理用品が無料で手に入る環境を整えること
  • 軽減税率の対象にすること

これらが現実になってほしい。
何よりこの貧困の現実を世間や政府に気づかせることに大きな意味があると思う。
よければあなたの力もお借りしたい。

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