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定期的に求人をチェックするようにしているんですが
派遣社員の求人、多すぎないですか…?
派遣元が保険とか負担するし、契約期間の定めもあるから期間が終わって不必要なら更新しなくていいし、派遣されたスタッフが派遣先に合わなければ「チェンジ!」が可能なわけです。
採用活動にコストを割きたくないから、派遣会社に「いい人送ってよこして」って依頼すればいいだけですもんね。
派遣料金はスタッフの賃金に上乗せされて払っているわけだから
派遣スタッフはその上乗せされた料金(派遣会社に取られるお金)の分の業務を求められるわけです。
私はリゾートホテルで派遣スタッフとして働いていた時期がありましたが、現場のスタッフの派遣スタッフへの風当たりが強かったですね。
「あんたら派遣はあたしたちよりも高い時給で雇われてるんだから、もっと働きなさいよ」
と関西のホテルの地元のパートのおばちゃんに露骨に言われました。
地元のパートの方の言い分だってわかりますよそりゃ。
正社員が奴隷制度なら、派遣社員はいいサンドバックのようなもの。と掲示板で見かけましたがまさにその通りだと思います。
【悲報】竹中パソナの中抜きの実態!国から五輪スタッフに出た20万円の日当が1万2000円に
高い時給払ってるのに仕事ミスされてそれよりも低い時給で働いてる自分がなんでフォローしなきゃいけないんだとムカつく気持ちはわかります。
でもそういうのって地方の最低時給を見直すべきだし、地元で長く働いてくれている方の昇給など、ちゃんと報われるような賃金体系にするべきだとも思う。
派遣会社はちょっとは必要だと思うんですよ。
ホテルやイベントとか、スポット的に増員が必要になる業界もありますから。
人手が足りなくて、やむおえず派遣スタッフを投入しなければならないのなら、そこは+αコストがかかるのは仕方がないことなんじゃないとも思います。
ただその派遣会社の中間搾取のマージンの比率というのは、もっと制限されるべきなんじゃないかな。
先進国(日本は先進国というか後退国のように思いますが)のなかで、
派遣会社の事業所数が最も多いのは日本(3万6000社)で、これにイギリス(1万500社)、アメリカ(6200社)、ドイツ(5058社)だそうです。
過去10年の派遣労働者増加率、先進諸国のなかで最高水準 ―CIETT人材派遣事業国際比較調査
派遣会社がの中間搾取具合ってすごいですよね。
派遣会社のマージン率とは?大手7社を比較して分かった全知識を紹介
日本って会社ごとの労働組合が一般的ですけど、海外では職種ごとの労働組合が一般的らしいです。
他の企業の同じ職種の人との横のつながりが強化されるから結束して声があげやすいんだそうです。
たしかに会社ごとの労働組合だと、結局組合員みんなが同じ会社の同僚なわけですから、企業に首根っこつかまれている状態でそこまで強く会社にたてつくことができないんでしょうね。
日本が世界的にGDPが下がっているのも派遣会社が中間搾取してる影響もあると言われてますし
派遣制度の構造や、多重下請け制度がはびこって働けど働けど生活が良くならないんじゃんですかね。
働くってとても身近なことじゃないですか。
私なんていつも「この業務内容でこの給料はありえんわ」「時給に見合わん」と思いながら働いているので…
正社員だから使い放題奴隷のようにこき使っていいわけじゃないし、派遣社員・契約社員・アルバイトだからなんの保障もせず使い捨てにしていいわけもないじゃないですか…
同一賃金・同一労働や労働者の権利向上について、学んで考えて、行動に移していきたいなと思っています。
多分最低時給が上がって、派遣会社のマージン率の制限をかけて、直接雇用が増えるようになったらもう働き方にちょっと余裕が出てきたら待遇が改善されたりするんじゃないかな。
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ひとりで悩む前に、ぜひためしに一度、お気軽にご連絡ください。
法律の知識、解決方法のアドバイス、解決のための具体的なサポート、問題に応じて専門家(労働組合や弁護士)の紹介も行っているそうです。
これ、とっても心強くないですか…
POSSEが発刊している労働問題総合誌 「POSSE」の「POSSE vol.47(第一特集:非正規差別と働く女性たち)」を購入したのでこれから読みます。