性的同意の年齢の引き上げ。加害者の言い訳。ペドフィリア。

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性的同意年齢の引き上げについて。
「性的同意」のあり方について勉強会を開催|立憲民主党
2021年6月2日に、性的同意のあり方や同意年齢の引き上げについて国会内で勉強会が行われていたそうです。

こういう話題になると若い子にもおっさんとセックスする権利があるだろーなんていう人いるんですが
仮にYESと言う子どもがいたとしても、義務教育課程にある子どもが肉体・頭脳でも圧倒的に自分より強い立場の大人に言いくるめられてNOと言えなくされてることの方が多いと思いますよ。
人権についてちゃんとよく考えた方がいいよね。。

自分のセックスしたいという性欲を正当化するために、「相手だって俺たちおっさんとの恋愛関係や肉体関係を求めてる!対等な関係である!」(ああ書いててしんどくなってきた…)なんて言うんですから、自分が圧倒的に優位な立場にいることに無自覚な大人は信用できませんね。。

2020年、性犯罪に関する刑法改正が求められている理由|社会問題と向き合う人のクラウドファンディングGood Morning

性交同意年齢と子どもに対する性行為に関する刑罰
日本では、性交同意年齢は13歳で、他の先進諸国と比較すると低年齢です。性交同意年齢とは、性行為の同意能力があるとみなされる年齢の下限であり、性行為がどのような行為かを理解し、自分が性行為をしたいか、したくないかを判断できる年齢とされています。
国連は2008年に日本に対し、性的同意年齢の引き上げを勧告する所見を採択しています(4)が、明治時代に決まった13歳という年齢は、2017年の刑法改正では変更されませんでした。

また、2017年の法改正では、監護者(保護者など)によるわいせつ行為・性交等は、子どもの同意の有無を問わず犯罪となりましたが、教師や家庭教師、コーチ、施設関係者など、子どもを保護・指導する立場の者によるわいせつ行為・性交等は対象となっていません。

諸外国では18歳未満の子どもに対し、大人が影響力を行使したり、未熟な状況を利用して、性行為をする場合を犯罪としています。立場や権力関係を利用した未成年との性行為は、同意の有無を問わず犯罪とするべきだという声が強くあります。

小児性愛はカウンセリングが必要なペドフィリアという病である

子どもへの性加害は「平均週2~3回」小児性犯罪者のすさまじい実態 大森榎本クリニック・斉藤章佳(あきよし)さんインタビュー

小児性愛はペドフィリアと呼ばれています。
AVやエロ文化が多岐に渡って発達してしまっている日本だとロリコンなんていう文化もありますが
13歳以下の少年少女を性的な対象として見てしまうのをペドフィリアと呼ぶそうです。

性的ないたずら、加害って被害に遭うのは女の子だけでなく、男の子も被害に遭うケースが多いそうです。
女の子ほどには男の子は親から他人のいたずらに対して気をつけるよう言われないため、警戒心が薄いこともあるそう。
スーパーや商業施設のお手洗いとか、男の子一人で行かせるのも危ないなと思います。公園のトイレとかも結構危ない。

今、新型コロナウイルスで社会的にも不安定だから、ストレス溜まった人が気をおかしくしてそのストレスや鬱憤うっぷんを見知らぬ子どもにぶつけたりしないか、心配です。
子どものいる親御さんは、いつもより一層気をつけてあげた方がいいかもしれません。

記事にもありますが加害者の方が幼い子に対して恋愛感情や愛情を持つこと、「ぼくたちは愛し合っている」と認知のゆがみが発生しています。

犯行を犯した加害者の多くは過去に性的な嫌がらせを経験を持つそうです。
しかもその性的な嫌がらせというのが同性間のものが多いそうです。
例えばクラスメイトの男の子に教室で女子がいる前でズボンを下ろされて性器をみんなに見られてしまったとか。
たとえ幼い頃の体験であっても、それはとても屈辱的な行為であり、学校やクラスといった小さな社会で「弱い者」としてなんらかの烙印を押されてしまう。

同年代のヒエラルキー上位の男子からいじめられたり、馬鹿にされ、それを女子にも知られてしまうことで
同年代での自分の居場所や優位に立てるポジションを失い、自信を喪失してしまう。
その体験から「同世代との女性と恋愛できない」と思い、自分よりも年齢が低い女性(知識・経験が浅く生命としても弱い者)を恋愛の対象に見るようになるそうです。

そう考えると学校ってトラウマを量産させる場所だよね。
一度貼られたレッテルって、転校したり小学校→中学校で人間関係をリセットできるようにならないといつまでも一度ついたレッテルが貼り付いて離れないし。
地獄みたいなところじゃないですか。。。

大人になるにつれ、異性を意識して「恋愛がしたい」「セックスがしたい」と思うようにもなるのが自然ですが
男の子同士の嫌がらせでプライドが傷ついてしまい、同年代の女性と恋愛する自信がなくなってしまい
だんだんと自分が圧倒的に強く、上の立場で居られる恋愛関係を求めるようになるんでしょうね。
その恋愛対象の年齢が未成年で、義務教育受けているような年齢ともなってくるのが危ない。。

小さい子に対して持つ感情について記事でも「ウサギや小動物を飼うような飼育欲」から「いずれ性的なことは経験するのだから、僕が教えてあげる」と性欲を押し付ける発想に変わっていくのもおそろしい。
「自分がセックスしたい」という欲を「セックスを教えてあげる」にねじ曲げてますよね。
これは教育であり、善意だと勘違いしている。

自分がしていることが悪いことだとわかっていないんですよね。

再犯させないために認知のゆがみをどう矯正していくか、社会がもっと警戒心を持って、子どもたちを性的な目で見ることや性的なコンテンツとして扱うことを拒否すること、ペドフィリアは病気でありカウンセリングなどのサポートを必要とするものだと認識を深めていくことが大切なんじゃないかと思います。
加害者を狂人だ変態だとして追い払ったりするんじゃなくて、社会的に受け入れて諭していく態度が必要なんじゃないかな。

ペドフィリアはターゲットが幼児なので極端だと思うけど、女子大生のパパ活、女子高生の出会い系喫茶みたいなのも「女子大生」「女子高生」などとカテゴリ分けされた若さを商品化したものですから、ターゲットの年齢が違うだけで延長線上にあるものというか、若干似ているとも思うんですよね。

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