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先日、
原作は小松左京さんのSF小説でドラマ化や映画化もされている。監督はデビルマンCrybabyの湯浅政明さんです。
最初の方はリアルな震災を描いているけど、後半は宗教団体が出てきたり、色々な要素オンパレードでしたが最後まで観ました。
下心のある親切心ならいらないのに
この日本沈没2020でも3話で大きな地震が起きて生き残った女性がトラックに乗せてくれた見知らぬ男性に「ヤらせろよ」と襲われそうになるシーンがあります。
こういうクズ男、震災時じゃなくてもいますが腹が立ちます。
作中のクズ男ほどではありませんが「下心のある親切」を持つ男性に結構出会うのも事実。嫌になりますね。
女の子は自衛も必要だからボクシングと武道は嗜んでおかないとだめね。
あと男も女もアウトドアの技術もあるとかなり生存率が上がるなと思いました。
私が怖いのは避難所生活で見知らぬ男性と過ごすこと
私が震災がきた時にすごく怖いなと思っているのは
避難所で見知らぬ男性と一緒に過ごすことなんですよね。
「避難所でのレイプ」災害時の性暴力に光を当てたドキュメンタリーの教訓(反響追記あり)
【性暴力を考えるvol.58】見過ごされてきた災害時の性被害
以前、被災して避難所生活中に性暴力の被害を受けた女性の話を知りました。
1995年阪神淡路大震災
2011年に東日本大震災
性被害を受けたケースはあるものの大きく報道されなかったらしい。
被害者にとってもデリケートな問題なのも理解できるが、これは次いつ起こるか分からない震災だから何も起きていない時に十分に対策について話し合われ用意すべきだと思う。
災害大国の日本が真剣に取り組むべきことだ。
生活必需品などの物資や避難場所を提供する見返りに、女性たちに性暴力をふるうという「対価型」「地位利用型」の暴力が複数あった。
加害の相手は裁量権のある避難所のリーダー格の男性だったという。
震災で家や財産を失った女性が、避難所でリーダー格の男性に支援物資などをもらうその見返りに性行為を強要されたケースが多いらしい。
被災した際に、自分の地位を用いて立場の弱い女性に対して性行為を強要するなんて最低だ。
被害に遭ったけれどなかなか周りに相談ができない人への聞き取りを行っている認定NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネットこうべという団体がある。
避難所で気がおかしくなって女性を襲う男性も出てたそうだけど
理性を失ってしまう男性が悪いのであって、罪に問われないのはおかしい。
被害にあった女性に対して「若いから(ターゲットになるのは)仕方ないね」と女性が泣き寝入りになることもおかしい。
性被害にあいやすい女性・子ども専用のスペースを設けて。
震災では、本当に女性・子どもなどの弱い立場の人が乱暴される危険が高くなる。
避難所では女性・子供の安全を確保するためのスペースを用意してほしい。
東日本大震災で被害が大きく、大きな避難所であったビッグパレットふくしまでは倉庫内で女性専用スペースをつくることを決定したそうだ。
女性たちが着替える場所がなく毎日恥ずかしい思いをしているという訴えを受けて決定した。
やはり、男性たちからは不公平だと不満の声があがったけど押し切ったそうだ。
そう、避難所を取り仕切る団体にもよると思うのだが男性に女性が意見を言いにくい空気がやはりあるのだ。
ビッグパレットふくしまの運営責任者である天野和彦さんの言葉に深く共感した。
介護や子育てなどの悩みも腹蔵なく話せる空間になって「女性の専用スペース」は「女性たちの人権を守る砦」(天野氏の言葉)になっていった。
震災が起きて平時とは違う状況だが、弱い立場の人たちへの配慮を大事にしてほしい。