こちらのページはアフィリエイトリンクを使用しています。
先日、JCP with youのジェンダーに関するパネルディスカッションのイベントがあったので参加してきた。
最近は一日5時間労働なので空いた時間は勉強や市民活動に参加するようにしています。
社会的なことに時間が使えて、充実している。
池内さおりさんが話していた内容が自分が最近考えていたことで非常に問題意識を持って聞くことができた。
新型コロナウイルス
家に帰れない理由のある女性、DVなどを受けていて特別定額給付金を世帯主(父もしくは母)から受け取ることができない。
夜の街にいると売買春を持ちかける大人の男。
池内さおりさんは先日、Colaboの活動に参加したそうだ。
特別定額給付金が世帯主に代表して家族全員分支給されることによって弱い立場にある他の家族たちが給付金をもらうことができないといって、一時twitterではかなり批判があがった。
家父長主義的なルールの決め方が浮き彫りになったのだ。
国民や野党の批判により、
- 住民票に記載があること
- 家に帰っていないことが証明できること
- Colaboなどの相談所に相談した実績
個人に対しても特別定額給付金が支給されることになったのだ。
10代女性無料の #バスカフェ #TsubomiCafe
9.10月の開催日のお知らせ⭐️
食べ物、コスメ、マスク、服、生理用品なども無料✨
家にいられない、帰れないという人、無料で泊まれるホテルを都内で用意できます。気軽に来てね😊https://t.co/xsBT556fhN#渋谷 #歌舞伎町 #家出 #泊めて #JK #女子高生 pic.twitter.com/QwbjUme0uk— Colabo*Tsubomi Cafe (@colabo_official) August 19, 2020
仁藤夢乃さんの発するメッセージは現場で家に帰れない理由のある女の子と接して問題に向き合ってきた重みが違う。
「治安維持・美化運動によって街の安全性が向上した」というけれど、家が安心して過ごせない子ども・若者たちにとっては、逆だった。
排除や警察の補導を恐れて、たむろすることができなくなり、Colaboのアウトリーチで夜の街を歩いても、家に帰れずにいる若者に簡単には出会えなくなっていた。— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) August 16, 2020
ソウル市内で20ヵ所相談所があり、バスカフェは2〜3台が走っている。
この記事の目次
災害被災地での女性の性被害
災害被災地での女性の性被害の多さについても語っていた。
私が先日書いたこの記事と同じ内容ではあるが、同じように危機感を持っている人がいることにホッとした。
現在日本では水害も多く災害大国である。
家も財産も失った女性に対して避難所でのリーダー格男性による「対価型の性搾取」が行われている被害相談がかなり多いそうだ。
例えば食糧をあげるから、セックスをさせろ。って感じですね。
自分の権力を使って女性の性を搾取しようだなんて、非道じゃありませんか。
あと男性のその抑えられない性欲ってなんなんですかね。
そういう搾取が起きてしまう前に、未然に防ぐことが重要です。
各自治体で災害時の避難所におけるチームに絶対に女性を加え、女性や子どもが相談したり意見を集められる窓口をつくること。
権力が暴走しないようにコントロールすること。
災害が起きていない時に、十分に話し合われるべきだと思います。
組織内で権力を持つ者が性搾取を行うケース
弁護士の太田啓子さんがDAYSジャパンの編集長、広河隆一氏による常習レイプ告発事件について説明してくれた。
組織の中で圧倒的な実力を持ち、周りからカリスマとして崇められていた人間が
自分のその権力を使って20代のアルバイトやボランティア女性に対して「写真を教えてあげるから」と仕事を口実にホテルに呼び出し、性行為を強要したという話である。
組織の中で力を持つ者が気軽に自分の部下を誘うべきではない。
自分が「権力者」である自覚を持つべきだ。
「仕事」を理由に飲みに誘ったり、外に連れ出すことを部下たちがプライベートだと思うことは少ないだろう。
部下の女性たちは立場を気にして機嫌を損ねないように努めたが断ることで自分のその後の立場を気にして(仕事が干されないかなど心配して)被害にあってしまったのであろう。
圧倒的な実力を持つ者は、何をしても許されるのだろうか?
結構そういう人と組織、見るよね。
例えば営業成績がめちゃめちゃ良いから、性格が悪くて人を傷つけることを平気で言うとか。
すごく上の立場の役職の人だから、多少のセクハラに我慢しなきゃいけないとか。
人というか、それを許してしまう組織がいけないように思う。
だからそんな暴君が生まれて好き放題してインモラルなことも許されてしまうのだ。
倫理・道徳的なルール、指針をどんな組織も持つべきである。
そこには見て見ぬふりの傍観者がいるはずだ
でもさ、その組織にも男性スタッフとかいたわけで、若い女性のボランティアやアルバイトが入ってきたら「編集長が目をつけて雇ったんだろうな」と見ていたんだろうな。
そのまま見過ごしていたんだろうなと思う。誰も、咎めたりすることができなかったのだろう。
見てみないふりをしている傍観者たちについても私は考える。
誰も、彼女たちに助け舟を出さなかったのだろうか。そんなことをちょっと思ってしまう。
圧倒的実力者が支配する組織で、支配者、一緒に働く男性スタッフ、ターゲットになった女性。
小さな組織でのセクハラ・パワハラを防ぐためには、社会全体でどんなことがセクハラ・パワハラになるのかを理解している必要があると思う。
社会の認識、小さな組織においても「それはセクハラorパワハラです。やってはいけないことです。」と共通認識を強く持つことが重要。
女性性を切り売りする生き方を強要しない社会にしたいな。
世の中には女性が色仕掛けだったり紅一点だったりそういうポジションを自ら陣取っておいしくいただいて利益を得てきた人もいるんだから、咎めなくても良いんじゃないか?という人もいますね。
そういう一部の「自分の女性性でもなんでも使ってうまく世の中を渡っていこう」という野心家女性によって、他の女性も同じ目で見られるのは不本意なんですよね。
自分の女性性を切り売りする生き方も、行き詰まると大変だと思いますけど。売れるものがなくなったときにね。
そういう生き方を下の世代に強要しないようにするためにはどうするか、を考えた方がより公平な社会が訪れると思います。